歯科医物語

歯科医、現在 休養中、「木偶庵」庵主、メインサイト http://www.jiro-taniguchi-fan.com/

「漱石と胃潰瘍と硝酸銀 “その2” のためのメモ」

2006-07-19 18:48:12 | ☆医療・歯科(口腔外科)医療について
つづき、
http://blog.goo.ne.jp/jiro-taniguchi-fan/e/4de00db7c1a393261f34353ed83fb06f

書く暇が、ないので、とりあえず、メモ。


こだわるのは、現在医療の内包する、
問題を、含んでいるとおもうからである。




1)口内炎を、歯科医に、硝酸銀で、
焼いてもらった人(歯科医の息子)の証言。
患部に塗布時は、激痛を、ともなうが、
それ以降は、口内炎が痛くなくなる。
即効性。


2)硝酸銀の薬理作用。
現在は、毒薬指定?
組織を、腐食作用、凝固作用?
神経毒?=痛みはなくなる。
「毒物」の本・サイト


3)硝酸銀>今でも使われている。
耳鼻科、口内炎(否定的だが。)鼻出血部を焼く(キーゼルバッハ部)
皮膚科、いぼ・たこ・発疹のたぐいを、焼く。


4)昔、胃薬で、今、うがい薬(がんそう剤)
アズレン=消炎剤。


5)歯科の、昔「神経(歯髄)を、取る薬」=毒薬。亜ヒ酸。
(今は、局所麻酔して、とる。)


6)「潰瘍」も焼くが、他の、正常胃壁組織も焼く。
それが問題。


7)「ストレス」潰瘍について。
「転地」療養は、ストレス。+大雨


8)「漱石日記」から、
第1回小吐血の後、東京の胃腸病院から、往診。
それから、漱石が硝酸銀服用する。
そんな、ヤブではなかった。


9)漱石全集、他の日記
  妻・鏡子談話録


11)明治時代の内科・消化器科の本。


12)漱石「思い出すことなど」


13)「漱石とその時代 第4部」










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