ボクシング、空手等に代表される顔面への直接打撃のある格闘技、
アメリカンフットボール、ラグビー、ラクロス等の様にボディコンタクトの激しい球技、
スキー、スノーボード、モトクロス等、転倒の際に
顔面を強打する危険性のある競技…競技中に歯は欠けたり
折れたり、抜けてしまうこともある。時には、唇を切ったり、
顎の骨が折れてしまうこともある。
『スポーツマウスガード』の使用が義務 . . . 本文を読む
エナメル質形成不全により歯冠の表面に生じる,白濁を主体とする歯の異常をいう。
一般にフッ素性斑状歯をさす。
歯の形成期にフッ素化合物を多く含む飲料水で育つと,
エナメル質形成が阻害され,石灰化が十分行われないために起る。
花崗岩地帯,温泉,火山,鉱山地帯,谷川流域などに多発する。
軽度の場合は,不透明で白濁した点や線,縞模様などがエナメル質表面に散在する。
高度になる . . . 本文を読む
一応定義で言うと
消毒は 害のある細菌を 殺すこと
滅菌は すべての菌を殺すこと
歯科治療時には 滅菌した機械を使う
私が 卒業した時代 35年ぐらい前には 滅菌せずせず 消毒だけで
歯科機器を用いていた歯科医院が結構あった
要するに 歯科機器を 消毒剤につける(+ 超音波洗浄)
だけである
こういう歯科医院に勤めて 従業員 (もちろん衛生士もいる) 滅菌を頼むのが難しか . . . 本文を読む
此の痛ましい悲しい事故から 33年 この事故は、歯科医学にとっても とても 有用な事件であった
つまり 500人以上の犠牲者の 身元確認に 歯及び顎が とても重要だったからである
この事件以来 歯科医院の 歯のカルテ 歯のⅩ写真が 重要であることが
再認識された
この時 身元と確認にあたった 先生は東京歯科の 鈴木和夫先生であったと思う
その後 この事件を境に 歯 . . . 本文を読む
口腔外科を専攻する場合 全身管理の勉強のため 全身麻酔を勉強するといいと言われる
そのためにまず 身に付けなければならない技術が 気管内挿管である
私は 或る総合病院で勉強させていただいたが
歯科のような細かい仕事をしている者にとっては
そう難しいものではない
しかし 一歩間違うと 命にかかわるので しっかり勉強しなければならない
実際 全身麻酔の主義の誤りにより 植物状 . . . 本文を読む
口腔がんの殆どは 扁平上皮癌(SCC)である
このがんは 化学療法も 放射線療法も効きやすい
2番目に多いがんは この腺様嚢胞がん(adenoid cystic carcinoma、ACC)である
頭頸部領域において1%から2%程度の頻度
腫瘍の特徴として
腫瘍の増大速度は比較的遅い
周囲組織への浸潤傾向が強い
遠隔転移の頻度が比較的高い
腺様嚢胞が . . . 本文を読む
名古屋A大学 口腔外科にいたときの話
上顎神経に麻痺がある患者さんが 来院した
余談だが 神経麻痺で一番多いのは 下顎神経麻痺これは 親知らずを抜いたとき
インプラントを埋め込んだ時などに現れる
神経細胞というのは 再生しにくい
なかなか治らない
さて 上顎神経麻痺の患者さん
いろいろ聞いてみて 原因がはっきりしない
こういう場合 心身症を 疑う
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日本人の野球選手は あまりつけていないが 野球用ヘルメメットの 顎のプロテクター
というのがある
これは顎を守るのに非常にいいと思う
これを日本で初めて 付けたのは 名前は忘れたが 近鉄バファローズのマニエル選手
この時私は 名古屋で 口腔外科の助手をしていた
近鉄の選手が 打球により 顎を 粉砕骨折(ひどい骨折)した
当時口腔外科の医局員の中では 話題になった この野球選手 . . . 本文を読む
昔 ある市民病院の口腔外科の部長に 誘われたことがあった
私は とてもいい話だったので 一つ返事でOKしてしまった
それからが大変 市民病院なので ちゃんと予算を取らなければならない
私は 口腔外科用 器材を調べ その値段を調べた・・・・
口腔外科というと 一般歯科器材のほか 一般医科の器材もしれべなければならない
他に全身麻酔の器材も・・・・
全部 歯科材料展 医科 . . . 本文を読む
医学は独特な言葉を用いる
例えば大きさ
「拇指頭大」
「小豆大」
「鶏卵代」
これらは分かりやすいが
「鵞卵大」 → 鵞鳥の卵の大きさ
「小児頭大」 → 子供の頭の大きさ
これらはわかりにくい そのほか
「蟻走感」皮膚の上を蟻が這う感じ
「握雪感」雪を踏む感じ など
これらも 分かりやすいようでわかりにくい
そのほか 触った硬さでで 「弾性 . . . 本文を読む
患者さんとの会話で収容なことを
前 教わったので 基本的なことを書く
1.受容・・・患者の悩み・思い・訴えを“そのまま”受け止める
2.支持・・・患者の不安な心や気持ちを支える
3.保証・・・患者の疑問に答えて、必ず治ることを約束する
この3つはとても重要である
「簡易精神療法」ともいう . . . 本文を読む
1 まずは 口腔内(歯牙)清掃器具について
2 歯周病についての記載 例えば 歯磨きも 大切だが それ以上の
専門的歯周治療が必要である
3 顎関節症の治療=歯科医でも治療できない者がいるからしょうがない
4 口腔疾患を治療すれことによって 全身(内科的疾患)の
治療が可能なことの 確認
これらについて間違った情報が多い
これらを ちゃんとつたえる 必要 がある . . . 本文を読む
今では結構ポピュラーな疾患だが
私が口腔外科を専攻し始めたときは あまり知れれていなく
医局では 私が初めてこの疾患を紹介
また 同じ症例があったため 学会報告 論文にした思い出の疾患
基底細胞母斑症候群の原因と症状
基底細胞母斑症候群とは
基底細胞母斑症候群とは、多発性の奇形をきたす常染色体優性遺伝の疾患である。
外肺葉および中胚葉由来の器官に奇形が生じます . . . 本文を読む
上顎・下顎骨骨折 ~ 顔面骨骨折は 口腔外科を専攻していたので たくさん治療した
数十例に上ると思う
昔は 上顎・下顎骨骨折には 顎間固定 といって 上と下の歯を 結紮
流動食で 約1カ月固定という方法が 取られた(非観血的)
(今は違う 大抵 ミニプレートという固定用具で固定=観血的)という方法が取られる
これはたくさん治療した 他の知人の口腔外科のない病院から呼ばれると . . . 本文を読む
昔は「人間50年といわれた」
人生80歳とか 90歳とか言われる
縄文人の寿命は31歳であったといわれる
私は 62歳で大腸がんを経験 こんなことを考えるようになった
以外と人間は簡単に死ぬんだな・・・・・ そんなことを思った
私ももう少し遅かったら すぐに死んでいた
リンパ節転移があったので 再発転移の恐れは まだある・・・・・
人間の寿命は案外 若い時期なのではない . . . 本文を読む