15日、ホワイトハウスで記者会見するマクナニー米大統領報道官(AFP時事)
【ワシントン時事】マクナニー米大統領報道官は15日の記者会見で、米国内で接種が始まった新型コロナウイルスワクチンについて、トランプ大統領が「医師団が最善だと判断し次第、接種を受ける」と明らかにした。 一方で「大統領は前線で働く人々を最優先に考えている」とも述べ、政権としては医療関係者らの接種を優先する意向を示した。 トランプ氏は10月、新型コロナ感染を公表し、一時入院した。マクナニー氏は、トランプ氏がその際に受けた抗体治療の効果が継続していると説明した。 バイデン次期大統領も15日、ワクチン接種を「公開で受ける」と記者団に表明した。米国ではワクチンの効果や安全性に対する懸念を払拭(ふっしょく)するため、オバマ前大統領ら大統領経験者が、公開で接種を受ける考えを明らかにしている。
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