あくまでも、私の考えです。
私が、読書ブログに参加しようと思ったのは、きっとここなら たくさん本を読んでいて、
いろんな事を感じ、考えている尊敬できる先輩方がいるだろうと思ったから。
日本の古典をたくさん読んでいるご婦人とか
外国の名著をたくさん読んでるおじさまとか
最近の話題作を専門に読んでいる若者とか・・・・
そういう「へえ~、すごい本読んでるな。ちゃんと考えてるな。読み続けているな」と
思えるような人がきっと何人もいらっしゃるだろうと思ったからです。
特に私の上の世代、団塊の世代といわれる先輩方がどんな本を読んでいるのか知りたかった。
ところが、実際ブログ村に登録して、ブログの中身を見せていただくと
「きちんと本を読んでいる人、いないじゃん・・・・」と思いました。
そして正直、これが今の日本の状態なのだろうなと。
もちろん、読んでいるけどブログとして書いていないという方も
いらっしゃるとは思いますが、書いてほしいのです。
自分よりも下の世代が、参考にできるような本をたくさん読んで
こんな本あるよ、こんなところに共感したよ、ここは、こう思ったよ・・・と。
今、若い人たちは、この国がこの先どうなってしまうのかと、とても不安がっています。
私の娘も「戦争になるかもしれないこんな世の中で、子供を産んでいいのか迷う」と言っています。
感想文とか論文みたいな、そんな疲れることはしなくていいから
この本は、読んでおきな・・・と先輩から、良い本、人生の道しるべになる様な本を
教えてほしいのです。
平和な時代に思う存分遊び、楽しむことができた時代の人間の、次の世代への恩返しだと思って。
でも、ほぼそんな人はいません。
団塊の世代に期待しても、無理なんだ・・と思うようになりました。
これは、自分でやるしかないなと思いました。
私は、知識も文章能力も全然無いおばちゃんだから、きちんとしたことは書けません。
でも次の世代に、何かを伝えたい。
だから これから、とにかく死ぬまでに千冊くらいの本は読んで
つたない文章しか書けないけれど、自分の感じたこと、考えたことを伝えようと思ってます。
力不足で、挑戦してみたけれど、チンプンカンプンだったなら
「挑戦してみたけど、全然わからなかった~!!」って、正直に書こうと思います。
歴史を少しだけ学んでみると、江戸時代とか戦前までの日本人が
どれほど本を読んできたのかと驚かされます。
庶民の読書欲がすごかった。
そして、その頃、日本は強かったと思います。
単純に本を読まなくなったから、日本がダメになったとは言わないけれど
そういう部分も一部はあるのではないかと思えます。
言論の自由があって、好きな本を好きなだけ読めて、どの街にも図書館がある。
これが、どれほど幸せな事なのか、日本人は忘れてるよね。
とくに年配の方々は、コロナで家にいる時間が多いのだから
若い世代に、本の読み方や読書の魅力を伝えていただきたいです。
私自身も人任せにしないで、自分自身の楽しみの為、読書の魅力を伝えるため
頑張りすぎない程度に、コツコツと本を読む努力をしていきたいと。
その日に起こった事件や何かで、他のブロガーさんの意見にイライラしている自分に情けなくなって。
「ちゃんと本を読んでいく」
これは、宣言だな、きっと・・・・・
大人の責任として。