眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

森昌子と石川さゆりの歌唱力

2020-09-20 | Weblog
連休に計画していた旅行をキャンセルして、ユーチューブをあさっています。
今日は、同世代の御三家から中3トリオです。
御三家では、やはり西城秀樹が気になりますが、これは後にして、
森昌子にはまっています。

視聴する範囲を、有名なものまねから、トーク番組まで広げました。
60歳で引退となりましたが、20代から40代まで、きれいになりましたね。
さらに、トークの切れが抜群です。
中学生から、テレビの世界に居ますから、面白い受け答えができるのには感心しました。

ものまねは確かにうまいのですが、声質が似ている人はさらりとできますが、
似ていない人は、お笑い系と同様に特徴をとって、大袈裟にしているのがわかりました。

中3トリオでは、デビューしてまもなく、大ヒットを飛ばしたのですが、
高校生になると、他の二人の陰に隠れてしまいました。
子供のイメージが強すぎて、思春期のまま歌う曲が見つからないようでした。

おくれてきた石川さゆりが、津軽海峡で大ヒットを飛ばし、
追い抜いた印象があります。
もともと中3トリオと同い年で、所属会社が3人の中に入れていたのですが、
すぐはじき出されてしまいました。
歌唱力があっても、まったくヒットが出ていませんでした。

アイドル系の歌から、演歌路線に変換して成功しました。
津軽海峡では、ずいぶん指導を受けて、演歌の歌い方を身に着けたようです。
これが、森昌子との差になりました。

森昌子が、ようやく復活したのが、悲しみ本線と越冬つばめです。
歌詞は、ど演歌なのですが、森昌子は演歌調を前面には出さずに歌っています。
これが、彼女の歌唱の特徴です。
声質が、演歌ではなく、アイドル系の澄んだものなのです。

2曲とも、20代半ばになった森昌子に感情移入ができます。
歌がうまいといわれる彼女でしたが、ヒット曲が出ないうちに、
進歩が止まっていました。
それでも、この2曲が、演歌に染まらない、透明感のある声がぴったりでした。

演歌歌手も歌っていますが、演歌としては、森昌子を上回っています。
でも、この2曲は演歌のようで演歌ではないのです。

ただ、石川さゆりが、越冬つばめを歌っているのを見つけたのですが、
優劣をつけがたい出来栄えです。
うならないでさらりと、しかも森昌子とを違った味を出しています。
やはり、すごい歌唱力ですね。

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