中日木下選手の死：ワクチンより球団の救命体制は？

27歳という若さで、練習中に倒れた野球選手が1か月後に死亡しました。

ワクチンを接種した後だったということで、因果関係が取りざたされています。
心臓停止ということですが、ワクチン後に激しい運動をすると心筋炎になることがあるそうです。

しかし、その後不整脈があったという情報も出てきました。
運動選手の心臓死の原因としては、致死的不整脈があげられます。
こちらのほうが、可能性は高いと思われます。

救急車で運ばれましたが、病院で意識が回復することはなかったようです。
心停止している時間が長く、重い脳障害が後遺症となってしまったのです。

気になるのは、ワクチンとの因果関係よりも、練習場に救命機器は設置されていたかということです。
除細動器を使用すれば、脳障害は発生しなかったでしょう。

病院では、意識がないだけでなく、呼吸も回復しなかったのではないでしょうか？
いわゆる脳死状態となり、敗血症となったか、安楽死を選ぶしか選択はなかったと推測できます。

死因が公表されないのには、遺族のつらい思いがあるためでしょう。
このまま、そっとしてあげるべきです。