眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

因果は巡るホリエモン判決

2007-03-18 | 時事
ちょっと旅行している間に、ホリエモンへの判決が出ました。
2年半の実刑。
この種の裁判が頭の隅にある人ならば、まあ予想通りの判決でしょう。

実のところは、執行猶予がつくかつかないかが大きな問題だったのです。
ホリエモンの今後にとって、まさに社会的な生死がかかっていました。

執行猶予がつけば、前科にならない可能性もありました。
そうなれば、また堂々と会社経営ができたのですけどね。
前科のある者が社長であったり実際の経営者である企業は、
上場が難しい、というよりもほぼできません。

これが政治家との違いです。
たとえ前科があっても、選挙違反に関するものでなければ、
出所してすぐに選挙に出られ、ここで当選すれば政治家に戻れます。
企業家のほうが,前科は重くのしかかってきます。

ITバブル,起業ブームより以前に、経営破綻したばかりでなく、
実刑になった起業家がいました。
奇しくも、買収される前のライブドアと同様に無料のインターネット接続を
売りにした会社でした。

ライブドアを買収したばかりか、その名前を自社の会社名にすることに
周囲は驚き、止めました。
破綻した会社と言うだけでなく、IT企業にとって非常に縁起の悪い
会社名だったのです。
その反対を押し切って、あえて社名にしたのはホリエモンらしかった。

しかし因果はやはり巡ってきました、、、

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