アメリカの株価が急落しています。
金利を上げる政策に向かっていますので、バブルとなっていた株と
仮想通貨が暴落するのは、理論通りになります。
日本の株価はといえば、日経は3万円を付けた後に下げましたが、
アメリカほどではなく、2万8千円まで戻しています。
この株価が適切かどうかはわかるはずはないのですが、アメリカにつられて、
しばらく下げ基調は続くでしょう。
国が、老後資金として2000万円必要だと公言したので、投資に走る中高年が増えているようです。
国の政策は、家庭にある金を市場に出そうということでしょう。
個人の老後のことなど心配などしていません。
中高年で仮想通貨に走る人は、さほど多くないでしょうが、
海外の投資信託や債券を勧められて、買ってしまう人はいると思います。
為替の変動はプロでもわからないので、海外投資は博打でしかありません。
加えて、アメリカの株価が、バブルの天井をつけていたのは、明確だったのです。
投資信託で最もリスクがあったのが、レバナスと言われるものです。
私も何のことかわまりませんでしたが、レバレッジをかけて、アメリカのナスダック株に投資するものでした。
ナスダックは、新興市場とか言われていましたが、アップルとか、アマゾン、グーグルなど、
もうなじみの会社がそろっています。
投資に不慣れであれば買ってみたくなりますね。
レバナスは、ただ買うだけでなく、レバレッジをかけてあるものです。
けっこう知られているのが、信用取引ですが、FXでおなじみです。
預けた資金の、数倍から10倍以上の運用ができるものです。
市場が、期待通りに上がれば、巨額の金を手にできます。
数年前までは、これで億単位で稼いだ人が、もてはやされました。
しかし、逆に下がれば、巨額の損失を被ることになります。
こうして、レバナスの投資をした、初心者が資金をなくしているようです。
30代や40代ならば、いい経験として、とりもどす機会もあるでしょう。
これが、50代や定年後の60代になると、なかなか厳しいですね。