眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

トヨタ車のリコール

2010-02-13 | Weblog
トヨタの車は、免許取立てのときに、親のクラウンを乗り回していましたが、自分で車を購入するようになってからは、ご無沙汰していました。
富士重工、ホンダ、日産、マツダを乗っていましたが、しばらく前から、またトヨタも選び始めました。

初代ビッツが出て、レンタカーでそのできの良さに感心したので、ファンカーゴを家の車として購入しました。
デザインとパーケージの良さは絶妙でしたね。
後席の乗り心地は最悪でしたが、商用車と思えば仕方のないことです。
初代ビッツは、歴代のトヨタ車の中では、最高のできばえの車です。
そう言われても、トヨタにとってはうれしくないでしょうけどね。

率直に言って、はじめにクラウンに乗ったことで、トヨタの車はその程度かとわかってしまい、自分で買う気にはなれませんでした。
若いころは、ホンダが気になりましたが、乗ってみたらもうホンダはもういいという気になり、一方で日産車は非常に気に入りました。
さすがに20年に迫ってくると、買い替えに迫られ、トヨタのミニバンを自分の車として購入しました。

初めから内装のチープさは了解していたのですが、プラスチックがすぐ傷つくのにはあきれました。
コストダウンは、パーツのすべてに及んでいます。
例えば、後部のワイパーなどは、トヨタの大衆車すべてに同じパーツを使っています。

今回のリコール問題は、トヨタの体質から出てきており、へたをすれば死活問題になるかもしれません。
初めは、アメリカで調達したアクセルペダルやフロアマットの問題に過ぎないといっていました。
これは、トヨタのカイゼン、コストダウン至上主義が安全性のチェックを怠ってしまったことが原因と言われるでしょう。

トヨタは、プリウスだけでなく、燃費向上のエコではトップの技術を誇ります。
そのエコは、プリウスのABSでわかるように、電子技術による積み重ねで得たものなのです。
カイゼンが、車のあちこちから経費を削減したように、エコも車のいたるところのメカニズムから、燃料を節約していきました。
トヨタではエンジンの大きな高級車も、大衆車も、さほど燃費は変わりません。
これは、高級車ほど電子技術が取り入れているからで、やはりすばらしい技術力であることは確かです。

しかし、今回はそれが完全に裏目に出ました。
電子技術の塊であるハイブリッドカー、高級車に、欠陥があるとされたのです。
まさに、トヨタの屋台骨を揺るがすことになるでしょう。

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