川崎は強い：チェルシーのまとまりがなかったとはいえ

日本に来た海外の強豪と互角の戦いをするのは、珍しくなくなりました。
昨日（7月20日）の試合も、まさかのうちに川崎が勝ってしまいました。
ほとんどチェルシーが支配していたんですけどね。

どうやら監督が代わって、選手を試行錯誤で使用した試合だったようで、
チェルシーにはまとまりがなかったですね。
選手たちも、こんなところで怪我をしたくないというのが見え見えで、
激しいあたりは見たられず、ボールを回していただけでした。
川崎にとっても守りやすかったはずです。

とはいえ、やはり川崎の強さは認めなければいけません。
さすがリーグ戦2連覇のチームです。
そんなに名のある選手を揃えているわけではないですが、よく訓練されていて、
チームとしてまとまりがありました。
そんな選手層は厚く、2チーム分のストックがありますね。

チェルシーが、攻めあぐねながら、いつゴールするのかと見ていたら、
中村憲剛の投入で、雰囲気ががらりと変わりました。
すぐにサイドから前方へボールを送り込み、シュートまで持っていかせました。
これで、相手はあわてたようで、防戦一方となってしまいまいした。

最後ゴール前で囲まれながら、強引にシュートせずに浮かせて出したクロスは、
まさにワールド級ですね。
ヨーロッパでも放映されているようですので、選手のチェックをしたはずです。
年齢を確認してがっかりしたかもしれません。
30歳前後ならば、間違いなくトップチームからリストアップされてたでしょう。

ともあれ、川崎はチーム作りがうまくいっていてうらやましい限りです。
今年優勝する可能性も50％近くありそうです。