眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

特捜の勇み足どころか、匹夫の勇にならなければいいが、、

2018-11-27 | 時事
ゴーン氏の事件(最終的にはどんな罪状になるやら)は、立件して裁判に持っていくのさえ難しいのではないかと危惧しています。
よく逮捕に踏み切れたな、という案件です。
どうにか立件し裁判になったとしても、間違いなく最高裁まで争われるでしょう。

関心を集め重大な裁判ですので、迅速に処理されて、5年ぐらいで最高裁判決までいくでしょう。
もし万が一、無罪判決が出たらどうなるのか。
ゴーン氏のバックには、ルノーの株主であるフランス政府がいます。

5年のうちに、日産とルノーの関係は大きく変わることが予想されます。
間違いなくルノーの経済的なダメージは、膨大なものになるでしょう。

ゴーン氏も、当然日産に対して損害賠償を請求するでしょう。
そして、ルノーを通して、フランス政府は、巨額な賠償を求めるでしょう。
その額は、日産という会社では払いきれなく、日本の国家賠償を求めてくることを予想しなければいけません。

もし、今回の逮捕が、特捜の勇み足であれば、国家間の大変な争いを引き起こすことになります。
もちろん、担当検事たちはそのことは十分承知しているでしょうね?

検察の信用も、厚労省でのFD偽造事件で地に落ち、
もりかけ問題では政権にすり寄るだけの弱腰の姿をさらけ出しました。
匹夫の勇にならないことだけを祈りましょう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。