世界中でロシアのウクライナ侵攻を非難する動きが活発化
しているが、ロシア国内でも大義なき侵略に反対するデモで
すでに2千人を越える国民が拘束されたという。この極めて
「正常な」ロシア国民とは連帯しないといけない。
とは関係なく、春のような天気に誘われて昨年暮れ以来の
日光街道ウォーク。利根川を越えて茨城県に入った。いつもの
通りのんびりと紹介していこう。
前回のゴール、今回のスタートの栗橋駅は東武日光線とJR
東北本線が交わるところ。両駅を繋ぐ自由通路で渡るとJRの
改札前に静御前が凛として立つ。ここが終焉の地である。
利根川に向かって約1キロ、街中を歩いて栗橋の宿場通り
に出る手前の福寿院に立ち寄ってみる。前回は帰り道沿い
なので疲れも手伝って唯一パスしたお寺さん。
縁起など不明だが、門脇の石仏、石塔類の山が圧巻。
宿場通りに出て仰ぎ見る栗橋宿の旗には八坂神社の神輿が
描かれる。通称百人神輿と呼ばれる。
その八坂神社への分岐点が今日の街道のスタート地点。
利根川の土手に上がる右手の坂道はけっこうキツく長い。
土手を上り切って眺める利根川。左手JR線の鉄橋の先、
対岸に渡良瀬川が注ぐ。
右手の国道4号(日光街道)が渡る利根川橋は上下線が
別の橋梁。奥は筑波山、三郷から見る形とはずいぶん違い
男体山の西側のシルエットである。
約700メートルの利根川橋(下り線)を渡り始める。2月
如月の晦日、午前10時ちょうど。続きは次回。