久しぶりにブログを休もうと思ったら天声人語の東京大空襲の
記事を見て思い直した。今年は戦後79年、昭和では99年である。
もう十数年前になるが江東区北砂の「東京大空襲資料センター」
を訪れた。民間の施設である。国も東京都も東京大空襲については
まともに調べていないから貴重な施設である。
当時は幼女だった語り部さんに聞く東京大空襲の悲惨さ壮絶さは
息をのむほど。木造の日本家屋用に開発した焼夷弾、当日の時間と
進入コースも最大限の殺戮を狙った米軍の周到な計画だったと、
怒りに震えながら語り部さんは話す。
多くの貴重な資料が展示されるが、幼女だった語り部さんが
あちこちの公園でみたというこの風景で十分かも知れない。
明日は東日本大震災13年目、能登半島地震から2ヵ月と10日。