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ツダイーンBLOG

打ち込み音源をバックにいろいろと唄う、
静岡のテクノパフォーマー
JIMMYのBLOGですよ。

ツダイーンは24日のライブで新曲を初公開したのだ!

2011-02-25 23:54:02 | ライブレポート
24日はいつものライブハウス、UHUでツダイーンライブだった。

1:雨上がりのダンス
2:宇宙時計in
3:スノウホワイト
4:エデン(新曲)
5:電子クレヨン

ツダイーンは斉藤哲夫さんの前座を務めたり、ガンダム像前でライブをやったり、ラジオ番組に出演したり。
なんだか重要な局面をこなしてきた感じがするので、ちょっと新展開を入れたくなったのだ。

1曲目の「雨上がりのダンス」も久しぶりにやった曲なのであるが、なんといっても今回の目玉は4曲目!
ひさびさの新曲「エデン」を投入したのだ。

この日は大量の花粉が舞っていたらしく鼻から宇宙船液体が分泌されて詰まってしまっていてノドに負担がかかる状況でちょっと苦しかったが、ホームグラウンドであるUHUはやっぱり安心してパフォーマンスできる。

問題の新曲もなんとか大きなミスもなくこなすことが出来てホッとした。

この日は競演のmariwaさんがもうすぐお引越しとのことで、ちょっとさびしい気持ちで歌ったよ、まあこの時期はしょうがないね。でもまた一緒にやりましょう!



あなたもいつかはさよならをするの
その時と場所を知るすべはないの

行けよキミはいま 行方さえ知らず
遠く彼方へと 道しるべ描いて

エデンへ…

(ツダイーン新曲「エデン」より)

ツダイーンはここまで来た!ガンダム前ライブ!

2011-02-06 21:14:42 | ライブレポート
今日はJR東静岡駅北側広場で行われているイベント、静岡ホビーフェア内のPRステージでライブでした。

そう、あの実物大ガンダムの前にツダイーンが登場したのです。

もう前日というか、日程が出た時からソワソワとしていたのですが、当日実際に会場に行くとポカポカ陽気の日曜日、そこには何の知らないカップルや親子連れがたくさん…!

そんな中でやってきましたよ、もうなんか夢みたいな、ふわふわ時間ですよ!

というわけでセットリスト

13:00~
1.マーダーケースブック
2.宇宙時計IN
3.ピルグリムリーダー
4.サブマリン
5.哀戦士(ツダイーン アレンジバージョン)

緊張のせいかちょっと力が入り過ぎな1回目、3曲目くらいからリラックスしてきたけど、恐ろしいことに曲が終わっても観客のみなさんはポカーンと見ているだけで拍手もなし、ステージ上で見ていてなんかかえって面白かったですよ。
「きっと他の人のライブではこんなことないだろうな~、オレたち特別な感じ?」
とか思って。
5曲目はガンダム前ということでTAGATAくんに無理を言って編曲してもらった哀戦士、トラックが仕上がったのが当日の午前二時ということで、もちろんぶっつけ本番で唄いましたよ。
でもなんか上手くいってしまった!やっぱり思い入れのある曲だからかな。
お客さんの反応も良かった、この場所に最もふさわしい歌ですからなあ。

緊張の1回目が終わり、インターバルで軽く昼食して英気を養う。

そして2回目。

15:00~
1.宇宙時計IN
2.氷の城
3.スノウホワイト
4.銀河を見よ
5.電子クレヨン
アンコール.哀戦士(ツダイーン アレンジバージョン)

この回はライブハウスUHUの仲間が多く見に来てくれたし、他のお客さんも慣れてきたのか拍手も出て、ノリが格段に良くなった。

調子に乗って広いステージを走る走る!
おかげでちょっと息切れしてしましました。

それでも予定した最後の曲、電子クレヨンを唄いきった、終わった…。

え?アンコールできるの?
最後の哀戦士はなんかヘロヘロで申し訳なかったけど、すごく充実したステージが出来ました、みなさんに感謝です。

特に行きつけの食堂のマスターがご家族を連れて見に来て下さったこと。
それまでなかなか来てくれなかったTAGATAくんの友人たちが来てくれたこと。
偶然だけど何年振りかでメディチくん、マルくんに見てもらえたこと。

本当にうれしかった。

そしてこんなおかしなバンドを出演させてくれた静岡ホビーフェアとすみやのスタッフさんには、もう頭が上がりません。

ありがとうございました!

斉藤哲夫さんのステージは素晴らしかった。

2011-01-29 23:59:25 | ライブレポート
ツダイーンが前座をつとめさせていただいたこの日のライブは、フォークの素晴らしさが詰まったいいライブだった。

まあてジャンル違いのツダイーンは置いといてさ。

私たちに続いて登場した黒川くんと亞弓ちゃんのデュオ、TWIN VOCALはとにかく亞弓ちゃんの歌声が可愛い。
音楽活動をする男子の夢である「女の子に歌ってもらう」ことをしっかり実現させている黒川くんがうらやましいね。
そして若い彼らがしっかりとフォークソングを受け継いでいるんだ、すごいね。

そして黒川くんの師匠である齋藤洋士さんのステージ。
さすがりりぃさんのサポートを長年務めているだけあって、芯の入った熟練の音。
そしてなんといっても洋士さんはステージさばきがカッコいい。
渋い声、軽妙なトーク、全ての行為がキマっていて、面白い。

実際洋士さんがメインでもキャスト的に全然問題ないんだけど、この日はさらに斉藤哲夫さんが控えているんだから、豪華なライブだよなあ。

哲夫さんのライブは「カッコつけないのにカッコいい」
御歳60歳、カッターシャツの裾をスラックスにinした、どこにでもいるような年配の男性の風貌なのに、そこから紡ぎだされる世界はまさに伝説のフォークシンガーのもの。

70年代前半の仲間たちの思い出を時折語りながら、往年の名曲が歌われる。
音源でしか聞いたことのない曲が目の前、生で聴ける。
若気に任せて作った当時の世相を反映した曲も、さりげない日常を扱った曲も、音楽の喜びをたたえた曲も全部瑞々しい。
そりゃ若かりし頃の特徴的なつやのあるファルセットとは違うけど、歳を経て力みのない渋みと爽やかさが心に沁みてくる。

カッコよくやろうとしてどうにもならないことってたくさんあるけど、これが本当のカッコいいってことなんだ。

バッキングのさがみ湘さんのピアノも素晴らしかった。
手数が多いはずなのに出しゃばらないさりげなくて温かい調べ。
お互いの信頼関係の深さが伝わる。

まあツダイーンはテクノバンドなんだけど、作詞についてはフォーク的というか、プロテストソングっぽいメッセージがちょっと込められているのだ。
音楽のジャンルは違うけど、そういう心情は学んでいきたいと不遜にも思う私なのであった。

最後に一緒に写真を撮らせていただいた。
左からさがみさん、JIMMY、哲夫さん、(観客としていらしてた)おざわりおさん、TAGATAくん。
この日のライブがとても幸せな空間であったことがよくわかるでしょ?

1月27日、斉藤哲夫さんのオープニングアクトとしてツダイーンがライブをしました!

2011-01-29 00:04:40 | ライブレポート
ツダイーン、初めてプロミュージシャンの前座を務める!

いつもお世話になっているライブハウスUHUのオーナー、ボスことシンヤさんにありがたくもお話しをいただき、やらせていただきましたよ!

はっきり言ってテクノポップユニットであるツダイーンが
やっていいのだろうかという疑念を抱きつつも、またとない
機会ということで気合い入れて臨みましたよ!

1:宇宙時計in
2:氷の城
3:銀河を見よ
4:サブマリン
5:電子クレヨン

いつもよりちょっとおとなしめのセットを組んだつもりだったけど、やっぱり動きは激しかったような気がする…。

それからやっぱり緊張していて、ボーカルに力が入り過ぎというか、ちょっと突っ込んだ感じになったかも。

先日のすみやのライブでも思ったけど、いついかなる状況でも安定したパフォーマンスをすることがこれからのツダイーン、そして私JIMMYには求められるところだな。
しかしそのためにはこういう厳しい舞台の経験を積んでいくべきなんだろう。本当にUHUには感謝したい、そしてこの日共演の斉藤哲夫さん、さがみ湘さん、齋藤洋士さん、Twin Vocalの黒川くんと亞弓ちゃんには大感謝。

しかしツダイーンは明らかに浮いていたな、まあ哲夫さんを見に来たお客さんも楽しんでくれたみたいだからよかった。
それが第一目的だからね!

果たして、哲夫さんからはツダイーンを
「クラフトワークに鳥肌実のボーカル」と評してもらったし、
哲夫さんのサポートのピアニスト、さがみ湘さんからは
「YMOの曲をサンプラザ中野が歌うような…」
との評をいただいた。

これは喜んでいいかしら?

ツダイーンはライブ王決定戦に挑んだよ!

2011-01-23 21:01:21 | ライブレポート
1月22日はいつものライブハウスUHUで「ライブ王決定戦スペシャル」
が行われ、ツダイーンも参戦してまいりました。

12組の出演者が参加して3曲(ないし20分)のステージを披露、その場にいる出演者、観客、スタッフが1票づつ投票し、最多得票者がライブ王となるという真剣勝負のイベント。

この日参加の12組はいずれもUHUでおなじみの実力者ぞろい、開始前からすごい緊張感。

出演順はくじ引き、ここからもう動悸が激しくなるね。
最初と最後は嫌だなあ…と思っていたら、7番目をゲット。
ラッキーセブン、ちょうど真ん中の好ポジションだ。

しかし本当に上手い人たちは順番なんか関係なく素晴らしいステージを披露する。

自分の番が回ってくるまでにどんどんハードルが高くなっていく感じ。

しかし、その中で黒木裕太くんのできは出色だった。
とにかく技術が高いのでパフォーマンスに余裕があるし、自分の良さをきちんと理解して手堅くアピールしている。

こりゃかなわないや。
でもいいステージを見せてもらって、逆にリラックスした。

今まで自分のライブでは、ライブ王じゃなくても
「他のバンドを倒す!」
とか息巻いて気負っていたことが多かった。

でも昨年のあるライブでちょっと反省した。

今回順位付けする形式の「ライブ王」だから、その時の反省をすっかり忘れてたけど、思い出した、我に返った。

緊張はしていたけど、不思議とリラックスしていた。
TAGATAくんはステージ上で
「ぼく震えてますよ」
と言ってたけど、なかなかどうして。
イントロでなぜか音が上手く出なかったけど即座にリカバリ、さすが。

セットリスト
1:マーダーケースブック
2:銀河を見よ
3:電子クレヨン


ツダイーンは基本打ち込みだから追加の要素を入れるのが難しいけれど、ボーカルの自分のパフォーマンスでプラスアルファできる。

実際今日は身体がキレていた。

果たして結果発表、ツダイーンはなんと2位!
順位付けに意味がないくらいみんな素晴らしかったけど、やっぱりうれしい。

優勝は黒木裕太くん。
いやあ、今回はしてやられたよ。

でもこうでなくちゃ、これがツダイーンの現状なんだ。
なかなか良いライブが出来るけど、けっして一番じゃない。

いろいろと刺激的なライブだった。
そして楽しかった。

この充実感を次につなげなければいけない。
次回のライブは1月27日、斉藤哲夫さんという伝説のミュージシャンを前にしてどんなステージが出来るか。

今から気合いが入るね!
ぜひ見とどけてほしい。

1月27日(木曜日)、
ライブハウスUHU
http://livehouse-uhu.com/
「ボスの開けっ放し部屋スペシャル」
OPEN18:00 START19:00
TICKET 前売3500円 当日4000円(1ドリンク込)
出演 斉藤哲夫&さがみ湘、
齋藤洋士、Twin Vocal、ツダイーン

共演の洋士さんもTwin Vocalも素晴らしいライブをやってくれるので、この日はすごいことになるぞ!

ツダイーン1月16日ライブレポート

2011-01-18 23:31:41 | ライブレポート
およそ2年半ぶりのGET IN LIVE出演。
ひさびさのすみやおれんじホールは、学園祭のような雰囲気。
フレッシュな気分で臨むことが出来たなあ。

セットリスト
1.マーダーケースブック(4時鐘MIX)
2.宇宙時計IN
3.ピルグリムリーダー
4.サブマリン
5.電子クレヨン(イントロ追加Ver.)

今回のライブは前半はほぼ完ぺきな出来!
歌い出しのところでちょっとエフェクターが不調だったけど、
すぐにリカバリーできたし、声もよく出る、身体の切れも良い。
そじて3曲目、間奏のバット振り回しパフォーマンス。
マイクスタンドなどに当たることなく快調快調、

しかし、ちょっと息切れして歌詞がうまく出てこなくなり、
後半は活舌が悪くなってしまった。

ううん、寄る年波には勝てぬか。

2回目のMCが長くなりすぎたのも反省点かな。

久しぶりの会場でも余裕を持ってやれるようにしないとね!

ツダイーンを初めてみるお客さんはいつもの通りあっけにとられた
ような顔をしていたけど、楽しんでもらえたかしら?

この後も初見の方々を前にしてやるライブが多いので、
楽しんでもらえるライブを心がけたいね!

12月23日はJIMMYソロライブでしたよ!

2010-12-26 19:25:38 | ライブレポート
クリスマスはいかがお過ごしでしたか?
私は23日はいつものように第4木曜日の恒例、ライブハウスUHU
「ボスの開けっ放し部屋」でソロライブでしたよ!
とりあえずセットリスト

1:戦場のメリークリスマス(坂本龍一)
2:北風小僧の寒太郎(北島三郎)
3:ミサイルマン(THE HIGH-LOWS)
4:さすらい(奥田民生)
5:愛のさざなみ(島倉千代子)
6:春よ来い(はっぴいえんど)

御覧の通り冬仕様の選曲。
曲間はカズーによるクリスマスメドレー。
聴いてくださったみなさんには楽しんでいただけたかしら。

ボスには「JIMMYちゃんはいつもどおり!」
と、お褒めの言葉?をいただきました?
まあいいや。

次回のライブは大みそか!

12/31(金曜日)
ライブハウスUHU
「カウントダウンライブパーティー!」
OPEN17:00/CLOSE5:00
CHARGE: \3000(FREE drink)

飲み放題のオールナイト!
JIMMYは結構遅く、23:00頃登場かな?
びっくり展開の予定なので、よろしく!

11月21日を回想するよ~(その4・完結)

2010-12-21 23:25:58 | ライブレポート
自分にとっても、もしかしたらUHUにとってもすごく重要なイベントとなった、
この日のライブのトリを務めるのは、今やUHU選抜のブランニューエースに輝く
イカすバンド、アドバルーン

前の週、11月13日のライブでも素晴らしい演奏を披露してくれた同バンド、
しかしその日のパフォーマンスはメンバーのみなさんにとって満足のいくものでは
なかったようで、リベンジに燃えているようだった。
(ちなみに13日のライブを私は見ていたけど、どこが悪いのかわからなかった)

はたして、この日のライブは…
なんか見ている人が何人も泣いているじゃないですか?
そう、とんでもなく感動的なライブだった。

アドバルーンは引き算のバンドだと思う。
各楽器の奏でる音は最小限で、過剰な装飾は削ぎ落されている。
メンバーは自分の演奏に没頭していてうつむき加減。
MCを主に担当するノダフルタさんは、とつとつとした口調で語る。

しかし、曲のあるポイントで各々がため込んでいた情念が爆発する。
バーチャットさんのギターは物悲しくかき鳴らされる。
ラテさんのドラミングと歌声のトーンが少しだけ上がる。
ねじまき象教授のMC-808から、警報音のようなノイズが発信される。
ノダフルタさんの顔が真っ赤になって、メガネが飛ぶ!
NEO義和団さんは幸せそうにベースを弾きながら、笑顔になる。

引き算が、掛け算になるんだ。
そこには、言葉を選ばないことが許されるなら、狂気がある。
普段のおとなしいみなさんが秘めている、屈託があふれ出るのかもしれない。
そしてそれがどうしようもなく哀しいんだ。

おかしいよ、心踊らすエイトビートのはずなのに、曲の題名が
「地獄のエイトビート」
なんだから。



予定されていた演目が終わり、私の口から
「すげー」
と言葉が漏れる。
当然のようにアンコールの拍手。
この日の大トリはプログレッシブ風味な大作指向の曲
「ロングサマタイム」
ノダフルタさんが8月の日付を数えて行く。
ああ、だんだん31日に近づいていく。
夏休みの終わりの寂しさがよみがえる。

そして断ち切るように、この日のライブは終わった。
何から何まで最高だった。

そして、長かった2010年11月21日のライブレポートも終わり。
小さなこだわりを捨てられたこと、
結構まとまった文章でアドバルーンの良さを表現すること、
またひとつ前に進んだことが、
書けてよかった。

長々と読んでいただき、ありがとうございました。
(この項終わり)


11月21日を回想するよ~(その3)

2010-12-20 23:24:10 | ライブレポート
もう1カ月になるけど、
いまだにこの日のライブは自分の中で鮮明な記憶として残っている。

それは自分たちのライブだけでなく、
競演のみんなの素晴らしい演奏があまりにも印象的だったからだ。

ツダイーンの後に登場したレディオライダーズは、
往年のクラッシュを彷彿とさせる正統派パンクバンド。
パンクってテクニックを度外視した音楽と言われるけど、
「やっぱり良いパフォーマンスに技術は不可欠だ」
と思わせる、堅実でスキのない演奏を聞かせてくれた。
そしてボーカルのマサさんが迫力のある声で歌を乗せて行く。
MCでツダイーンを意識してくれている旨の発言をしてもらって嬉しかった。
自分たちの拙いパフォーマンスが少しでも刺激になったとしたら光栄だなあ。

そしてはるばるみちのくからやって来たハードロックバンド、ロザリンド
プロテクターに身を包んだ超テクギタリスト、トチ沢さんのプレイが引っ張り、
ボーカルのチヨさんが気合いの入った、それでいて女性らしい華やかな歌声で飾る。
さすがはUHUボス、シンヤさん一押しのバンドだ。
自分としてはロザリンドとショットガンブルースバンドが出演する日のステージに
立たせてもらえるということは、ボスに選んでもらえたということだと思っている。
本当にこの日の出演者で良かったと思えるステージだった。


そして不動のUHU選抜と言えば青田ケンイチさん。
この日はサイドギャザーズを率いての登場!
このバンドには圧倒的なグルーヴがある。
メンバーが全開で暴れ回っているのに、調和がとれているのがすごい。
お互いを認め合って、阿吽の呼吸が出来ているのだな。

で、この時なんかひらめいたような感覚が自分の中にあった。
「ああ、こんなすごいところにいられるなら、悩むことないな」
実はこのライブがあった11月中にちょっと落ち込んだことがあって、
怒りのような悲しみのような感覚にとらわれていたのだ。
ツダイーンのステージもそれを吹き飛ばすべくがんばったんだけど、
アオケンさんのステージを見てなんか確信のようにふっ切ることが出来た。
ここでライブをやって自分が楽しんで、みんなに楽しんでもらって、
みんなが仲間になって行くのなら、
これまでこだわって来た小さなことを捨ててしまえる。

そう思ったんだ、すごくさっぱりした気分だった。

(つづく)

11月21日を回想するよ~(その2)

2010-12-16 22:30:46 | ライブレポート
私たちがリハをやっているうちにストリートフェスティバルは終了し、青葉公園にいた人たちがUHUに流れてきた。

2日間の音楽とアートの祭典の後でみなちょっと上気していたと思う。

そして、UHUのライブが始まった、オープニングはUHUのボス、シンヤさん率いるショットガンブルースバンドだ。
この時のメンバーは総勢なんと7名、ストフェスで2ステージ終えたばかりなのに、その時以上のテンションでブルースというよりバリバリのロックンロールを披露する。
疲労、混乱、爆音、ワヤになりそうな状況をメンバーの演奏力とボスのパワフルなボーカルがギリギリのところでまとまってものすごくカッコいい。
このライブハウスのすごいところは、一番とんでもないミュージシャンがオーナーをやっているところだなあと実感する。

そして、次がツダイーンなんだよ…。
機材の準備をしているときにTAGATAくんも私もちょっと震えていたのは、ホントだよ!
そしていよいよツダイーンライブ開始!

というわけでセットリスト
1:マーダーケースブック
2:宇宙時計in
3:ピルグリムリーダー
4:サブマリン
5:電子クレヨン

果たして、今回のライブはツダイーン史上最高のライブといえる、ガッツリ手ごたえがあるものであった。

しかし、なぜうまいこと行ったのだろう?
昼に行われていたストフェスの熱気がUHUに持ち込まれていたこと。
ボスのバンドが場をじゅうぶん温めていてくれたこと。
そして、その前の週に行われたうなぎライブの反省を生かそうと気合いが入っていたこと。
特に気合いの問題は大きかったな。

遠慮せず大きい声出して、暴れて、MCも事前練習である程度の流れを作った上で、その場の空気に合わせてアドリブを入れて客席の奥の方まで煽る。

客席にZilLさんがいてくれたのも心強かった、感謝。

TAGATAくんも適切な突っ込みを冷静に入れて、意気込みを感じさせてくれた。
滅茶苦茶な私とクールなTAGATAくんの掛け合いが上手くハマった時、ツダイーンの魅力は通常の3倍になるね。

実はこのレポートを書きながらこの日の映像を見ているのだけれど、はっきり言って歌詞は間違えまくりだし声は割れているしで音楽的にはいかんともしがたいものだった。
だけどなんか頭のおかしい人と、それを見守る介助者の異様な迫力がある画がそこにあったのである。

今思い出してもなんかニヤニヤしてしまう、まさに至福の時であった。
(つづく)