Jimisen in a day

ジミセンの超個人的な日記です。

人が死ぬということ。

2011-12-07 00:08:18 | Weblog

昨夜、奇妙な夢を見た。
エンディングだけが延々オルタネイトで
繰り返される映画のような…。

そのエンディングが夢だと自覚しつつ
確実にわかってるのは、エンディングの
先には『死』があるということ。

何度も息苦しくて起きる。
現実の自分は『心臓下にして寝ない
方が良いのじゃないか?』とか
冷静に考えてる。
『死』は日常の延長だ。
誰にでも、やってくる。
幸い、今日も自分にはやってこなかった。
まだ、何かやることがあるんだろう。

先日、JIMISENのメンバーでもある
Goldman Sasaki氏が逝った。

JIMISENのライブで一緒したわずか
4日後。
何が何やら…。

ステージを一緒に重ねるという経験。
そのことの過程の最中に、彼は
逝った。

彼が逝った日、何故か久しぶりに、
末娘と地元の弁財天に参ってた。
…虫の報せ、なのか。

メンバーが逝くのは2人目。
1人は20歳の頃からの先輩ベーシスト。

彼のくだらない冗談が大嫌いだった。
9年前、よりによって上娘の誕生日に
逝きやがった。
遡る1年半前、彼は演奏中、常に
泥酔してた。
2人乗りのオープンカーに3人目と
ベースを乗っけて送ってったことも…。

『ごめんね。しばらくバンドできないや。
いや、こないだ血吐いちゃってさ。
入院すんだよね』
『あ、ガンすよ、それ。ガンだったら
連絡してこないでね』とか。

しばらくして、着電。
『やぱ、ガンだってさ、はは』
『いや、だから、電話すんな!って』

それから、1年弱闘病して退院。
バンドにも復帰。

『先生がさぁ、少しならお酒飲んで
良いって』
『それってサジ投げられてるって
絶対』とか。

それから半年位で逝った。

とりとめないけど…。
せめて…それくらいが理解できる限界。

そのくらいのやり取りをするには、
Goldmanは良い人過ぎて…まわりに
気を遣ってくれる人だった。
気を遣わない(ように聴こえる)時の
ベースプレイも大好きだった。

タチの悪いのを優しく隠す兄貴みたいな
人だった。

もうちっと、やりたかったなぁ。
もう少しは弾けるんすよ、俺…
明日は、ですけど、ね。

『何とかなりますよぉ!』
『だよね。何とかなるよね!』
ってのが、最後の日に交わした会話の断片。

初七日に宛てて…。

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