日付に続いて時間についてです。
時間入力で案外面倒なのが,例えば10時45分をA1セルに入力するとき,「10:00」と打つこと。
つまり,数字はテンキーにあるのに,コロンがメインボードにあるので,指を行き来させざるを得ず,軽ーくストレスになりがち。
そこで,誰でも思いつくのが,「1000」と打って「10:00」と表示させる方法はないか,という話。
あるにはあります。
セルを右クリックして「書式設定」の「表示形式」で「ユーザー設定」を選び,「種類」直下のエディットボックスに
「00!:00」
と記入する。これでおk。
ところがこの方法には陥穽が…
例えば,間違って「2579」などと打とうものなら,そのまま「25:79」と表示してしまう。
また,A1セルに「1000」,A2セルに「=A1+72」という式を入れると,平然と「10:72」なる解をよこす…orz
そうである以上,この例によるときは,①絶対に入力ミスをしないこと,②時間計算は必ず検算をすることが必要だってそれじゃあ何のための計算ソフトなのかと小一時間
よって,「人間であるからには過ちもある」との向きは,あきらめるのが無難かと。
では,何としてもコロンを使わず,テンキーだけで時間入力できないものか。
これまた,あるにはあるのですが,どれだけ便利になったといえるのか…
A1セルに「10」,B1セルに「00」,C1セルに下記の式①または②を入力。
(B1セルの表示形式をユーザー設定で「00」に,C1セルの表示形式を「時刻」にする。)
① =TIMEVALUE(A1&":"&B1)
② =TIME(A1,B1,0)
どちらもシリアル値を求めていますので,まともな時間計算はできます。
式を埋めるのが面倒か,コロンを打つのが面倒か,という究極の選択?
ちなみに,シリアル値を使った時間計算は次のとおり(式②で統一)。
ア 10時の1時間前: =TIME(A1,B1,0)-"1:00"
イ 10時の1時間後: =TIME(A1,B1,0)+"1:00"
では,「10時の15時間後」は?
ウ =TIME(A1,B1,0)+"15:00"
と式を入力すると,「1:00」になってしまいます。
これ,深夜残業時間の計算なんかだと不便です。
「25:00」と表示してくれないだろうか。
してくれよう。
書式設定の表示形式でユーザー設定を選び,「種類」直下のエディットボックスに
「[h]:mm」
と記入する。
これだけでおk!
なお,ゼロ時間を表示したくない場合は,
「[h]:mm;;」
と入力します。
ゼロ値の非表示は,メニューバーの「オプション」→「表示」→「ゼロ値」のチェックを外すという方法がポピュラーですが,ユーザー設定で表示方法を指定してやる方法もあるんです。
セミコロンを使って3つの箱を作るイメージです(①;②;③)。
① 1番目の箱は,値が「正」のときの表示形式
② 2番目の箱は,値が「負」のときの表示形式
③ 2番目の箱は,値が「ゼロ値」のときの表示形式
でげす。
試しに,「"正";"負";"ゼロ値"」とユーザー設定してみますね。
入力するのは,もちろん数値ですよ。
A1セルに,順に「1」,「-1」,「0」と入力します。
すると,表示順に「正」,「負」,「ゼロ値」と表示されました。
しかし。表示は漢字ですが,あくまでデータは数値です。
その証拠に計算をやってみましょう。
A1セルに「1」,B1セルに「=A1+2」と入力。
結果は…「正」足す「2」で「3」w
「1+1=田んぼの田」みたいですね。
その他,ユーザー設定のいろんな式を見ると[赤]とありますね。
んじゃ[青]に変えられる?
もちろんおk。
チャレンジですよ。
では。
時間入力で案外面倒なのが,例えば10時45分をA1セルに入力するとき,「10:00」と打つこと。
つまり,数字はテンキーにあるのに,コロンがメインボードにあるので,指を行き来させざるを得ず,軽ーくストレスになりがち。
そこで,誰でも思いつくのが,「1000」と打って「10:00」と表示させる方法はないか,という話。
あるにはあります。
セルを右クリックして「書式設定」の「表示形式」で「ユーザー設定」を選び,「種類」直下のエディットボックスに
「00!:00」
と記入する。これでおk。
ところがこの方法には陥穽が…
例えば,間違って「2579」などと打とうものなら,そのまま「25:79」と表示してしまう。
また,A1セルに「1000」,A2セルに「=A1+72」という式を入れると,平然と「10:72」なる解をよこす…orz
そうである以上,この例によるときは,①絶対に入力ミスをしないこと,②時間計算は必ず検算をすることが必要だってそれじゃあ何のための計算ソフトなのかと小一時間
よって,「人間であるからには過ちもある」との向きは,あきらめるのが無難かと。
では,何としてもコロンを使わず,テンキーだけで時間入力できないものか。
これまた,あるにはあるのですが,どれだけ便利になったといえるのか…
A1セルに「10」,B1セルに「00」,C1セルに下記の式①または②を入力。
(B1セルの表示形式をユーザー設定で「00」に,C1セルの表示形式を「時刻」にする。)
① =TIMEVALUE(A1&":"&B1)
② =TIME(A1,B1,0)
どちらもシリアル値を求めていますので,まともな時間計算はできます。
式を埋めるのが面倒か,コロンを打つのが面倒か,という究極の選択?
ちなみに,シリアル値を使った時間計算は次のとおり(式②で統一)。
ア 10時の1時間前: =TIME(A1,B1,0)-"1:00"
イ 10時の1時間後: =TIME(A1,B1,0)+"1:00"
では,「10時の15時間後」は?
ウ =TIME(A1,B1,0)+"15:00"
と式を入力すると,「1:00」になってしまいます。
これ,深夜残業時間の計算なんかだと不便です。
「25:00」と表示してくれないだろうか。
してくれよう。
書式設定の表示形式でユーザー設定を選び,「種類」直下のエディットボックスに
「[h]:mm」
と記入する。
これだけでおk!
なお,ゼロ時間を表示したくない場合は,
「[h]:mm;;」
と入力します。
ゼロ値の非表示は,メニューバーの「オプション」→「表示」→「ゼロ値」のチェックを外すという方法がポピュラーですが,ユーザー設定で表示方法を指定してやる方法もあるんです。
セミコロンを使って3つの箱を作るイメージです(①;②;③)。
① 1番目の箱は,値が「正」のときの表示形式
② 2番目の箱は,値が「負」のときの表示形式
③ 2番目の箱は,値が「ゼロ値」のときの表示形式
でげす。
試しに,「"正";"負";"ゼロ値"」とユーザー設定してみますね。
入力するのは,もちろん数値ですよ。
A1セルに,順に「1」,「-1」,「0」と入力します。
すると,表示順に「正」,「負」,「ゼロ値」と表示されました。
しかし。表示は漢字ですが,あくまでデータは数値です。
その証拠に計算をやってみましょう。
A1セルに「1」,B1セルに「=A1+2」と入力。
結果は…「正」足す「2」で「3」w
「1+1=田んぼの田」みたいですね。
その他,ユーザー設定のいろんな式を見ると[赤]とありますね。
んじゃ[青]に変えられる?
もちろんおk。
チャレンジですよ。
では。