今の日本社会にもの申す

今の日本が少しでも良くなっていくように提案いたします

中国共産党が最も恐れているのは国民の反政府運動ではなく人民解放軍のクーデターである

2012-08-27 | 日記

尖閣に香港の活動家が上陸した後、日本側は彼らを逮捕しすぐに中国に強制送還した

今回の騒動の後の中国政府の反応を見ていると以前の中国漁船衝突事件に比べ比較的穏やかである

反日デモが中国各地で起こっているようであるが中国共産党政府は今のところそれをうまくコントロールできているようにみえる

中国共産党政権が常に一番気にしていると言われているのは国民の反政府運動である

なぜ共産党政権がそこまで国民の反政府運動を気にしているかというとその反政府運動に加担する形で人民解放軍が中国共産党に反旗を翻すことを最も恐れているからである

今の中国は地方ごとにいくつかの人民解放軍の軍区に分かれている

日本人は共産党政権がこのすべての軍区の人民解放軍をしっかり掌握してると思っていれば大間違いである

中国共産党と中国人民解放軍は中国において相並び拮抗する権力組織である

お互いにけん制し合いまた時に協力し合い国家の政策や外交のコントロールをしている

日本は今後この中国人民解放軍の動きに特に注意を払う必要がある

キムジョンウン体制の北朝鮮はいつまで持つかわからないが近い将来確実に中国人民解放軍の傘下に入ることとなる

その時点で最初に国家の危機を迎えるのが韓国である

また日本もたくさんの邦人が中国や韓国にビジネスで滞在している

何万人単位の邦人の日本への脱出は限りなく困難を極めるであろう

今いくつかのアメリカの企業は中国の景気減速と将来的な政情不安を見越して中国から脱出している

日本企業は逆に中国への進出を加速させているようであるが国家総動員法がいつのまにかつくられた中国への進出は邦人社員の命を危険にさらしていることを認識すべきである

中国の景気減速が鮮明になればなるほど中国人民解放軍の発言力は強くなり中国共産党の立場が弱くなる

日本政府はしっかりと中国の現状と政情の未来予測をしておくべきである