2011年11月に来日した美男美女のブータン国王夫妻のことを覚えている日本人も多いと思う
そしてブータン国王夫妻の立居振舞は震災後の日本人の心を癒してくれた
このブータン王国はチベット仏教を信奉する国であり国民総幸福量という基準で国民を中心として心豊かなものにしていこうと努力し国を運営している
しかしこの幸せの国にも今隣国からの魔の手が伸びている
ブータン王国と国境を接する中国から人民解放軍が越境し年々国土を侵略されているのである
ずばり中国の目的はブータン国内にある手つかずの自然の薬草にある
特に冬虫夏草は中国で高値で売れるため勝手にブータン国内に侵入し荒らしまわっているそうである
そして国境線を徐々に広げブータン国内に勝手に新たな中国の施設を作っているそうである
また中国はチベット仏教を弾圧しチベット自治区では今も抗議の自殺者が後をたたない
そしてチベット仏教を信奉するこのブータン王国も近いうちに中国の大規模な侵攻と弾圧の手にさらされる可能性が高い
昨年ブータン国王夫妻が日本に来日した理由はこの窮状を日本に何とかしてもらいたいという悲痛な叫びが笑顔の裏にこめられていたのである
軍隊をもたないブータン王国は中国の手にかかれば赤子のように簡単にひねられ屈服させられるであろう
日本はブータン王国のためにできることは何らかの支援をしていくべきである
本当に領土拡張主義に走る経済大国となった中国は世界の中でやっかいな存在である