長野善光寺さんでは、7年に一度の御開帳がおこなわれ、大勢の人で賑わっています。開催は5月末まで、残り一週間ということで、今週末も賑わっているのではないでしょうか。私は始まって直ぐ、4月上旬に出かけてきましたが、それでも普段では考えられないほどの人出でした。インフルエンザが心配ですが、そこは仏様のお力で。。
御開帳の目玉は、この「回向柱」(えこうばしら)。10mhの柱に触れると、仏様のご慈悲があるとのことで、とりあえずタッチしてきました。この日もタッチ待ちの行列約20分。5月にはいってからは、2時間待ちも当たり前とか。。善男善女が集う善光寺さんのはずが、この行列に割り込む初老の女性グループあり。う~ん、はたしてこの人達にもご慈悲があるのか・・・。
回向柱には、前立本尊さんの右手につながったひもが結ばれています。なんとなく逆Lアンテナっぽい。そもそも善光寺さんのご本尊様は完全非公開の秘仏とかで、その身代わりに前立本尊さんがつくられたらしい。しかもその前立本尊さんも、この7年に一度の御開帳の時しか公開されないとか。いわゆる「期間限定仏様」というわけで、ありがたみもひとしお、ということでしょう。
全国にある善光寺さんの総本山が、長野市にある善光寺だそうですが、飯田市にも「元善光寺」があり、同時に御開帳がおこなわれています。長野と飯田、両方の善光寺さんにお参りして、はじめてコンプリート。片方だけだと「片参り」だそうな。今時のお寺さん、立派なWebサイトをお持ちですので、正しい由来などは上記リンクをご参照ください。
by taniyan
※旧ブログサイトから記事移動(2017/04)
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