無線脳の視点

無線関係のモノ・ヒトに毒された日常を地味に書いてみる。

シロウトがいじるところは無い

2010年06月03日 | 日記
最近のクルマは、ほとんどが電子的に制御されている。
クルマに内蔵してある制御装置(コンピュータ)は、クルマの使用中、自動的に不具合を判断して、不具合の内容をどんどん蓄積してくれるようになっている。(注:車種にもよる)



某所にて解析する機械があるのを発見、イタズラ心で自分のクルマに繋いでみた。クルマ側のコネクタは運転席のハンドルの下あたりにあった。この解析機器はデンソーの「ダイアグテスター DST-2」と言うモノだ。ちなみにこの診断に使う道具は、整備工場でもない限り、一般人の入手は困難(入手できないことはなさそう、価格約30万円)で、診断解析用のソフトウェアも、各メーカーごとに購入が必要(3万~5万円程度)である。それでいて新しい車種が出たとか、不具合解消の小さなアップデートが頻繁にあるようで、もし機器が入手ができたとしても維持するのは困難を極める。(ソフトウェアアップデート用の専用サイトまである。)つい最近聞いた話、スズキ車の電子制御の中身がどんどん変更され、診断する側のソフトウェアもじゃんじゃんアップデートされてしまい、その都度ソフトの購入を迫られた修理工場側が怒ってしまい、デンソー側がソフトウェアアップデートのダウンロード認証制度を変えたことがあったとか。(注:噂の域) それほど今のクルマはソフトウェアで走っているということなのかもしれない。



早速イタズラしてみる。
各種の点検項目がある中で、買って2年ちょい程度が経過した自分のクルマはまだ新しい部類、解析が進んでどんどんOK,OK・・・という答えを出してきてくれている・・・って、ん??



エラー履歴を発見!しかも解決済み!
こないだ点検出したとき何も言われなかったぞ?
いつの間に?!

・・・というようなことが世の中の多くのクルマで起きているんだろうな。
なんだかんだ言っても、点検整備はマメに受けたほうが、後々安く済むと思うのだが、
うーん、クルマの電子制御は実に奥が深い。
コメント
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