goo blog サービス終了のお知らせ 

∮ひだりわこの音楽日記∮  ~宇都宮市 雀宮の音楽教室 『ピアノ・ソルフェージュ教室』のブログ~ 

宇都宮市のピアノ教室です。生徒さんそれぞれの目的・目標に合わせた楽しく丁寧な個人レッスン。体験・入会随時受付中♪

楽器は変わっても

2010年05月23日 | お知らせ・ご案内
昨日、以前の生徒が突然訪ねてきました。

現在、高2なのですが、ピアノを習っていたのは小5の頃まで。
その後、中学では運動部に入ったと聞いていたので、高校もまた運動部かな、と思っていたら・・・
吹奏楽部に入部したとのこと。
来月に開催するという、定演のチラシとポスターを持って訪ねてきてくれたのでした。

担当楽器は、なんとコントラバスだそうで、『大きくて重いし、大変じゃない?』と訊くと、『でも楽しい』との答え。
『楽譜読んだりするのに、ピアノやっててよかった』とも言ってくれました。


小さい頃に最初に習う楽器がピアノ、というケースは、他の楽器に比べ、おそらく圧倒的に多いのではないかと思います。
しかし、学年が進むにつれ、本人のやりたいことや興味の対象も変わり、また、忙しくなって物理的に時間が無くなる、など、
取り巻く環境の変化もあり、続けたくても中断せざるを得ない場合も多いのが現状のようです。
むしろ、習い始めてから一度も中断せずに続けている、というのは、専門に進む場合を除いては、稀なのではないでしょうか。


この生徒も、小学校で中断してしまったピアノのレッスンを、再開することはありませんでしたが(今のところ)、
今度は楽器を変えて、新たな活動を頑張っています。
昔、ピアノをやっていたことが、少しでもプラスになっているのだととしたら・・・
それはレッスンする立場の者として、とても嬉しいことです♪

そして、大人になった時、いつかピアノも再開してくれたら・・と思います☆



とりあえず、来月の定演が成功しますように♪



もしお時間ありましたら、お出かけ下さい☆


《宇都宮南高等学校 吹奏楽部・第2回定期演奏会》   客演指揮 佐川聖二氏

2010年6月12日(土) 開場13:00、開演13:30
栃木県総合文化センター・メインホール   入場無料・全席自由

プログラム ♪ミシシッピ組曲(グローフェ)
       ♪交響曲」第2番より(ラフマニノフ)
       ♪2010年度・吹奏楽コンクール課題曲より  ほか


    お問い合わせ  HP http://www.tochigi-edu.ed.jp/utsunomiyaminami


コメント (2)

古楽器コンサート♪

2010年05月21日 | 音楽・ピアノ・レッスン
ブログの開設より遡ること数日・・・

先日、チェンバロとクラヴィコードのコンサートがあり、聴きに行って来ました。
やはり、生で古楽に触れられる機会はなかなか無く、また、演奏者が大学同期の友達・Mちゃんということもあり、
久々の再会も含め、とても楽しみに出かけました♪


コンサートは、楽器や曲の解説を交えながら進み(前半がチェンバロ、後半がクラヴィコード)、
終演後は、触れることは勿論できませんが、間近でそれぞれの楽器を見ることができました。
貴重な体験です☆

現代のピアノとは白黒が逆の、写真奥の二段鍵盤のものは、確か18世紀のフランス式モデルのレプリカ、
一段鍵盤のものは、イタリア式モデルのレプリカだそうです。

二段鍵盤は、一段ずつ鳴らすこともできるし(音域は同じですが、それぞれに音色が違う)、
豪華な音が欲しい時には、二段一度に鳴らすんだそうです。

写真手前の一段鍵盤のほうは、フランス式とはまた違い、解説にもありましたが、シンプルな造りと音色でした。
張ってある弦の太さもずいぶん差があったように思います。イタリア式のは、かなり細く、繊細な感じがしました。


昨年秋にも、古楽に触れる機会があり、その時は別の奏者さん(高校の後輩にあたる、Aちゃん☆)でしたが、
楽器や奏者の違いで、やはり音色や印象も全く違うものなんだな~。。と、今回改めて思いました♪


チェンバロ以上に、触れる機会の少ないのがクラヴィコードでしょうか。
音域もチェンバロより更に狭く、音も小さいのですが、かのモーツァルトは演奏旅行の時、
持ち運びできるクラヴィコードを携えて、各地を旅したそうですが・・・
昔は全て馬車の旅、大変な苦労もあったでしょうね。。。

話がとんでしまいましたが、友達と久々の再会も果たし、余韻に浸りつつ帰途につきました。



クラヴィコード、実は、私は以前一度だけ弾いた(触っただけ、に等しいかも・・)ことがあります。
アメリカに住んでいた友人を訪ねた時、近郊の街に『ベートーヴェンミュージアム』(正式名称は忘れた)があるから、
と連れて行ってもらいました。

ベートーヴェンに関する資料の他、楽器も展示されており、
係のおばさんに、『これとこれは弾いていいけど、あれはダメ・・』的なことを早口で言われたわけです(もちろん英語)。

その『弾いていい』楽器のうちの1つが、クラヴィコードだったのでした☆

弾いてまず驚いたのは、ホントに音が小さい、ということ。
大きな会場で、多くの人に聴かせるのではなく、正に室内用、という印象でした。


さて、一方『弾いちゃダメ』な楽器ですが・・・
間違って(というか、英語が聞き取れていなかった)弾いちゃったんですね~(笑)。
音出しした瞬間、『ノー!ノー!』と言って例のおばさんがとんできましたよ。。。(苦笑)もちろん謝りました(笑)。

ちなみにその楽器、ピアノだったのですが、トルコ行進曲演奏用に作られた、大変貴重なもので、
ペダルが何本もついていて、踏むと鈴(確か・・)の音が出せたり・・・
とにかく本当に軍楽隊が行進してるように表現できちゃう、という面白い楽器でした☆


ところで、このアメリカ旅行、他にも面白い出来事もあったのですが、
それはまたいずれ機会があれば書いてみたいと思います♪



※そうそう、先日のコンサートの3つの楽器は、全てMちゃん自身が所有しているものを持ち込んだそうですよ!

コメント (6)

はじめまして♪

2010年05月20日 | ごあいさつ・レッスンへの想い(教室理念)・プロフィール
こんにちは、はじめまして。
ひだりわこ のブログへようこそ♪

新年度が始まり、早2ヶ月近くが過ぎようとしていますね・・。

本当は、新年度になるのを機に、ブログを始められればいいな~、と思っていたのですが、
結局今頃になってしまいました(笑)。

更新もそんなにマメにはできないかもしれませんが、音楽活動を中心に綴っていきたいと思っていますので、
どうぞよろしくお願いいたします♪



∮プロフィール∮

ひだりわこ(篠崎左和子/しのざき さわこ)

栃木県宇都宮市出身。
4歳よりヤマハ音楽教室にてピアノを始める。
宇都宮短期大学附属高校音楽科を経て、東京音楽大学ピアノ専攻卒業。
大学卒業後、尚美学園単科コースにて、指導法と伴奏法を学ぶ。

第2回栃木県ピアノコンクール(現・栃木県ジュニアピアノコンクール)・高校の部にて、最優秀賞及び大賞受賞。
大学在学中より国内外の講習に参加。
2010年、第13回《長江杯》国際音楽コンクールにて、優秀伴奏者に選出される。

これまでにピアノを、竹内智子、仲山笑子、徳丸聰子、村上隆の各氏に、
ソルフェージュを、鈴木宏美、故・原谷宏、小林敦子、松原恭子の各氏に師事。

現在、宇都宮市にてピアノ・ソルフェージュ教室を開講し、指導にあたるほか、伴奏等の演奏活動にも取り組む。
全日本ピアノ指導者協会PTNA(ピティナ)指導会員。


★所有資格・・・中・高教諭一種免許(音楽)、リトミック指導資格(リトミック研究センター・ディプロマB)
コメント (12)