『 ようこそ、フェアリーズ・インへ! 』。
はじめて読む作家さんです。
ストーリー的には運だけは良い情けない勇者が仲間と共にってな感じのものです。
ま、こんなもんすか。
正直、2巻が出ても買わないなぁ。
内容が非常にチープで、抑揚の無い展開で読んでいて飽きる。
非常に展開が読めるので、期待感がまったく出てこないんだよね。
ライトノベルにはよくあるストーリーなんだけど、普通はその良くあるストーリーを軸にして独自の物語を作るんだけど、この作家さんの話にはその独 自性がまったくないといってもよいと思います。
この程度であれば、パソコン叩ける中学生でも十分書けるでしょ。
ここ1~2年のライトノベルの質の低下はほんとに顕著で、まさにその典型ともいえる作品ではないかと。
”ライト”なノベルですから、読む方が気軽に読めるという利点はあるかもしれないですけど、その読む方の読者が字を読むことに苦痛を感じるのかホ ントに本として成り立たないほどに字も少ないし行間は大きく改行も多い。
読む方のレベルも下がっているから、それを売り込む本側にも求められる内容の質が落ちているのか合わせてくれているのか。
作家も編集者も質が下がっていると思うわ。
ま、お勧めするかといえば進めないけど、簡単に読みたいという読者層にはお手軽でいいのかもね。
読んだ後になにも残んねーと思うけど。
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