第31節札幌戦(Ａ) ４

みなさん、札幌アウェイ楽しめましたか？

観光はともかく、試合は楽しめなかったかもね。

いまさらですが、簡単に観戦記を。

まず、スタメンを見まして誰もが驚いたでしょうね。

セルはどこで使うの？

いざ試合が始まるとなんとも４バックですか。
リーグ戦残り４試合で、練習もろくにしていないフォーバックとは。
正直、札幌相手だから試してみたかったんだろうなと。
舐めてかかるとやられるんじゃねーのって感じでした。

エジを前に左右に達也とセル、トップ下にポンテと言う前線ダイヤモンドとでも言うんでしょうか。
まぁ、けっして機能していたとはいえませんけど、セルの気持ちの入ったガツガツさと、達也の前線での走りに助けられて結果オーライだったのかな。

しかしね、上手く機能しているとは思えない札幌相手でもあそこまでカウンターやられまくりだし、なによりもサイドに達也とセルがいるからいわゆるフォーバックとしての両サイド平川と相馬は機能していなかったでしょ。

しっかしなー、またエジ批判になっちゃうけど、ほんとにエジは先を読んで動いて欲しい。
あまりにもその場しのぎの動きしかしていないから、いわゆるスルーパスやサイドのスピードを持った上がりにはまったく反応できない。
決勝点はよく入れたとは思いますけど、もっと楽に点とれる位置でプレイしないと。
それでいてサイドからのクロスとか結構いいセンスなんだよね。

それとロビーは良くはなってきていると思うけど昨年の60％というところ？
なによりどうしてあぁもシュートに急ぐのかがわからない。
ミドルレンジのシュートはフどんどん打って相手にプレッシャーかけるべきだと思うけど、いまのロビーはあまりにも急ぎすぎていてチャンスを潰しているように見えます。

で、相変わらずよくわからないゲルト采配。
前半、前線でかき回していた達也が、後半一転して左サイドにべったり。
あそこまで前線へ行かないとなるとどう見てもベンチ采配としか思えません。
なぜスピードと運動量のある達也を前へ出させなかったのか。

また、相変わらずわからない交代。
ロビーに代えて暢久。
おそらくディフェンス力もあるということで暢久投入だったのかもしれないが、その暢久がけっしていい動きとは思えない。
で、あれば守備的なボランチの選手を入れて闘莉王を上げ目にしておけばいいじゃない。

永井の投入も良くわからんかった。
あのエジミウソンの悪い動きを見たら、交代はエジでしょ？
達也のケガの状態云々であれば、サイドができる梅崎を使うべきでしょ？

永井がねー、ラストに切り込んでいったシーンで、絶対に俺が打つってなパスを出そうともしないシーンがあったけど、ある意味気持ちよかったわ。
あぁいうアタッキングエリアでガツガツすることってウチは少ないから。

上位総崩れで２位には上がったけど、正直残り３試合は相手が厳しいかなぁと。
もちろん、新潟戦札幌戦（愛媛戦）の勝利で、上向きになっていることを願いたいですけど。


第31節 2008年11月08日(土) 14：04 KICK OFF
札幌ドーム 28，901人

札幌 １－２ 浦和

得点者：田中達也（28分）、エジミウソン（54分）
交代：ポンテ→山田暢久（73分）、田中達也→永井雄一郎（79分）、エスクデロ セルヒオ→堤俊輔（89分）
メンバー
ＧＫ：都築龍太
ＤＦ：坪井慶介、田中マルクス闘莉王、阿部勇樹
ＭＦ：平川忠亮、鈴木啓太、ポンテ、相馬崇人、エスクデロ・セルヒオ
ＦＷ：田中達也、エジミウソン
ＳＵＢ：山岸範宏、堤俊輔、堀之内聖、山田暢久、梅崎司、高原直泰、永井雄一郎