いっせい地方選挙・後半戦の市町村議選挙は4月26日投開票の結果、日本共産党は6市5町1村で計17人が当選(朝日、西川両町の無投票当選含む)しました。山形市では初の党4議席獲得を惜しくも逃しましたが現有3議席を維持し、白鷹町と大蔵村では党議席を回復。2011年の前回選挙比で2議席の増となりました。小国町では現職の一議席を失い新たな空白自治体となりました。
前回選挙から定数2減のうえ10人はみだしの激戦となった山形市では、今野誠一、佐藤亜希子、阿曽隆の3人の現職の議席を守りぬいたものの、新人の石山浩行氏は次点で惜敗。最下位当選者とは110票差でした。
党公認四氏の得票数の合計は8551票で、前回選挙(党公認3人)と比べ2020票の増。得票率も前回6・5%から9・0%に2・5ポイント伸ばしました。
白鷹町では、石川重二氏が当選し党議席空白を克服。大蔵村では、佐藤雅之氏が2度目の挑戦で初当選し8年ぶりに党議席を回復しました。
米沢市では、現職の高橋寿氏が7選をはたすとともに、衆院選立候補に伴い任期途中で議員辞職していた白根沢澄子氏の議席を新人の橋英夫氏が引き継ぎました。
上山市では、井上学氏が再選を果たすとともに、新人の守岡等氏が初当選。8期32年にわたり同市で党市議をつとめた橋本直樹氏のバトンを受け継ぎ、党2議席を守り抜きました。
新庄、寒河江、長井の3市で、佐藤悦子、遠藤智与子、今泉春江の3現職が党議席を確保し、河北町で木村章一、斎藤隆の両氏が党2議席を維持。川西町で橋本欣一氏が1議席を確保しました。
朝日町で小関崇夫、西川町で飯野咲子の両現職が無投票で当選しました。
選挙結果は次の通り(敬称略)。自治体名の次は定数―改選時議席数―当選者数。氏名の次の行は、得票数(得票率)、得票順位。
▽山形市33―3―3
当佐藤亜希子(40現)
2756(2・9)13
当今野誠一(67現)
2078(2・2)26
当阿曽 隆(51現)
1973(2・1)28
石山浩行(33新)
1744(1・8)34
(48・05%)
▽米沢市24―1―2
当橋寿(59現)
1922(4・8)5
当橋英夫(59新)
1129(2・8)22
(59・12%)
▽上山市15―2―2
当井上 学(38現)
932(7・5)8
当守岡 等(55新)
912(7・4)⑩
(61・80%)
▽長井市16―1―1
当今泉春江(65現)
710(4・3)11
(72・66%)
▽寒河江市16―1―1
当遠藤智与子(59現)
1154(5・5)9
(62・12%)
▽新庄市18―1―1
当佐藤悦子(57現)
1474(8・0)2
(62・02%)
▽白鷹町14―0―1
当石川重二(73元)
357(3・7)14
(78・68%)
▽小国町議10―1―0
本間義信(61現)
279(4・9)11
(83・85%)
▽川西町15―1―1
当橋本欣一(57新)
431(4・6)15
(68・61%)
▽河北町14―2―2
当斎藤隆(57現)
513(5・7)11
当木村章一(64現)
500(5・5)12
(69・69%)
▽朝日町12―1―1
当小関崇夫(74現)
▽西川町10―1―1
当飯野咲子(66現)
▽大蔵村10―0―1
当佐藤雅之(42新)
242(9・4)3
(87・0%)