”さよなら原発”練馬アクション旬間2013

福島原発事故からもうすぐ2周年。いまだ事故は収束せず、被害を受けた住民15万人以上が避難生活を強いられています。

東電は福島県伊達村や川内村に対する精神的損害賠償3月末で打ち切る方針を発表しました。放射能の被害は・苦痛は今も続いているのに、住民への相談もなく一方的に行われました。極めて誠実さに欠ける態度と言わなければなりません。

原子力規制委員会が東通原発に破砕帯が、活断層である可能性が高いとする報告書案を示しました。敦賀、柏崎刈羽、美浜にもんじゅ、そして唯一稼働している大飯原発も同様に直下あるいは直近に活断層が指摘されています。再稼働できる原発は一つもなく、大飯原発もすぐ停止させるべきです。

規制委員会は新基準をつくろうとしていますが、福島原発事故の原因究明も満足に出来ていないままでは教訓を踏まえたものなど出来るはずもありませんし、ただ再稼働に大義名分を与えるだけのものになりかねません。

こうした状況のもと、3月9日には明治公園で、10日には日比谷野音でさよなら原発集会が開かれます。これに賛同して、ねりまでも「さよなら原発ねりまアクション旬間」として3月1日から11日までさまざまな企画を主催、または応援しています。

詳しくはこちら→なくせ原発 練馬アクションホームページ

メインは10日のパレードです。
さよなら原発練馬パレード
練馬春日町・長谷川ちびっこ遊び場(大江戸線練馬春日町駅そば)　 １０時半集合
１１時パレード出発⇒としまえん⇒練馬駅平成つつじ公園まで

３．９「外環の２」に反対するねりま区民集会

練馬区は「外環の２」について、杉並・三鷹・武蔵野ではまだ「話し合いの会」さえ終わっていないなかで、独断専行で進めようとしています。

「外環の２」のうち、大泉ジャンクションから約１キロ(目白通り～前原交差点)の事業認可を申請し、東京都が認可しました。杉並、武蔵野など他区市では廃止を含めて話し合いが持たれており、都市計画としての扱いが定まっていないなかで都の事業認可は極めて不誠実であり、到底住民が納得できるものではありません。

外環本線が地下化されたにも関わらず地上にも造るというのではどう考えても筋が通らないと思いますし、今ある地域のコミュニティーが分断されてしまいます。すぐ近くには石神井公園があり、環境への影響も深く懸念されます。そもそも計画自体を知らない住民が数多くいるのが実態です。

こうしたなかで、昨年発足した「とめよう『外環の２』ねりまの会」主催で、集会が開かれることになりました。

３・９「外環の２」に反対するねりま区民集会
日時　３月９日(土)14時～16時
場所　大泉勤労福祉会館　１Ｆ集会室

沿線住民の方、また主旨にご賛同される方のご参加をよろしくお願いいたします。