皆保険制度を守り充実を！

29日の赤旗の国際面で、「陰り見える大国　米大統領選の行方」として、医療改革について書いています。

国民皆保険制度がない米国では、無保険者が4861万3000人にものぼるという。オバマ大統領のもとで2010年に医療改革法を成立させたといいますが、それも公的なものではなく、民間医療保険への強制加入。結局民間保険会社の利潤追求に応えたものにすぎず、「保険料が高い」「必要な治療を受けられない」という問題があるようです。

ＴＰＰ交渉において、混合診療の解禁や営利企業の参入も議論から排除されないといいます。
アメリカは「厳格な規制によって、外国事業者を含む営利企業が包括的サービスを行う営利病院を提供する可能性等、医療サービス市場への外国アクセスが制限されている」として、外国企業への開放を要求しているそうですが、要はアメリカ型にせよということではないでしょうか。

今でさえ医療費の負担の重さから病院に行くことをためらい、受診が遅れて死に至るという事例があります。混合診療が解禁されれば、必要な医療がますます受けられないという事態になる可能性大です。

民間保険会社の利益のために、皆保険制度を解体してしまうことは絶対に許されないと思います。国民の生存権保障のためには、むしろイギリスやカナダのように原則無料、あるいはスウェーデンやドイツのように少額の定額制にするべきではないでしょうか。

財政難の問題があるので今すぐこの水準は無理だとしても、税金の集め方使い方を根本から変えれば、日本が持っている経済力・財政力を引き出し、近づけていくことは可能と思います。

12月都知事選！

石原都知事の突然の辞任で、総選挙の前に都知事選の日程が11月29日告示、12月16日投開票に決まりました。

思えば石原知事がやってきたことは都民福祉の大幅後退、新銀行東京では855億円の損失を出した揚げ句都民の税金で穴埋めをし、東京オリンピックを口実にした税金ムダづかいなど、ろくなことがありません。

現行日本国憲法否定、まるで日本軍国主義の亡霊ような軍事タカ派の言動も目立ちました。こういう歴史の流れに逆らう反動的逆流を、自民や維新の会とも連携して国政に持ち込もうというのでしょうか。

任期を約2年半残しての辞任は無責任と思いますが、ここは都民生活を最優先し都民の願いに応える都政へ変える、絶好の機会ととらえたいと思います。

12兆円ある都財政の使い方を根本的に変えれば、都段階での社会保障充実は確実に進められます。たとえば今国民健康保険料の大幅値上げが問題になっていますが、都財政投入で値上げを押さえることだって出来るはずです。

防災の面でも自助・共助に任せるのでなく、自治体の責任で予防対策や人命を守ることを最優先にした、より効果的な政策に変えていく必要があります。

まだ応援する候補者も決まっていませんが、決まり次第その候補を全力で押し上げたいと思います。

反西連の宣伝に参加しました

23日の記事で告知していた、大泉学園駅での反西連(反原発西武線沿線連合)の宣伝に参加しました。

3時半から始まってましたが、自分は4時過ぎに到着。デッキ上やしたの路上でマイクを使って訴えながらビラを配っていたので、自分を最初ビラ配りしました。しかしあいにく雨が降っていたのでちょっとやりづらかった。また、脱原発と自然エネルギーの普及を求める署名も同時に集めていました。

小型のハンドマイクで訴えをしてましたが参加メンバーが訴えてたところで、替わって自分も話しました。共産党としてではなく、いつもと勝手が違うのでちょっと戸惑いながらでしたが、署名の協力や今後の集会・デモの予定も含めて原発の危険や自然エネルギーの可能性などいろいろと話しました。

１時間半の行動に24人が参加。西武線沿線だけでなく、あちこちからツイッターを見て集まって来てたようです。さすがツイッター。ビラもかなり受け取られ、署名も56筆集まるというなかなかの結果でありました。


大泉学園駅デッキ下の路上で訴える参加メンバー

訪問で新しい発見

今日は午前中から訪問・対話に歩きました。

関町方面へ行き、地元の支部員と一緒に元読者や支持者を訪問。これまで何回も行って留守だったお宅でやっと会うことができたほか、公営団地を二棟軒並み訪問しました。

これまでまったくつながりのないお宅が何軒もありましたが、そのなかで「ずっと昔から支持してるよ」という方に会えました。新しい発見です。また、以前は出てこなかった人が今回は出てきてくれて、消費税増税中止を求める署名に協力してくれるということも。

軒並み訪問で果たしてどうか・・・と思いましたが、やってみると赤旗読者を増やすことは難しいものの、それなりの成果がありました。

事務所から電話があり、中央委員会に赤旗見本紙を申し込んだ人に届けてもらえないかと言われ、そのお宅に伺いました。申し込んだ本人は休んでいるということで会えませんでしたが、応対に出てこられた奥さんが共産党支持してますと言われ、また新しい発見です。とりあえず見本紙や自分の名刺、ビラなどを渡してきました。

午後は光が丘の島田区議事務所へ行き地域の統一行動に参加。赤旗記者の青山さん、地元の支部の方と一緒に団地のなかを訪問。10件ほど話ができました。

年金の減少や各種保険料の負担増、その上消費税増税など将来不安を皆お話されます。そんな時、こちらが大企業や金持ちに増税すればいいんだと言うと「そうですよー」という返事が返ってくることが増えてきたと思います。

生活保護バッシングなどの弱者攻撃を乗り越えて、怒りの矛先を向けるべき真の相手は誰かをもっと多くの方に知ってもらいたい。そのためにも解散までにより多くの対話や宣伝に頑張らないと！

福島原発事故を警告し続けた男が語ります！

3・11前から福島原発事故を警告した男　吉井英勝衆院議員講演会
「福島で何が起こったのか　そして原発ゼロへの道」

１１月１０日（土）午後２～４時
練馬産業会館（西武池袋線桜台または練馬駅から徒歩７分）
地図はこちら→http://www.nerima-sanren.jp/annai.html
参加費無料、どなたでも参加していただけます

福島原発の危険を3.11前から繰り返し国会で指摘・警告してきた吉井議員。今回の原発事故は歴代政府が「安全神話」にどっぷりつかり、「日本で過酷事故は起こりえない」などと警告を無視し続けた結果起こった、明らかな人災です。

吉井議員の追求があったことで、「想定外の事故」との言い訳は通用しなくなっています。福島第一原発の事故はどういうものだったのか。なぜ事故を予見できたのか、そして原発をなくす道はあるのか――縦横に語っていただきます。

主催：日本共産党練馬まんなか世代後援会

連絡先：０３・３９９８・５６２１　／mannaka.nerima@gmail.com

オスプレイ配備撤回中央集会

23日、日比谷野音でのオスプレイ配備撤回を要求する中央集会に参加しました。

雨の中、約2000人の人たちが参加。自分は「練馬」の旗を持っての参加でちょっと大変でした。集会のあとはデモ行進を行い、国会へ行き日本共産党国会議員団に請願をしました。




オスプレイ配備、さらに人口密集地上空は避けるなどの「安全対策」なんてまったく守らず自由勝手に飛び回っていることがさらなる怒りを呼んでいたところで米兵による女性暴行という、許しがたい卑劣な事件が発生し、怒りの火に油を注ぎました。

どれだけ沖縄県民を苦しめれば気が済むのでしょうか？アメリカは今も日本を、特に沖縄を植民地のように捉えているのかと言いたくなります。

どんな目的があろうと、これ以上米軍を居座らさせることは日本にとって害悪しかもたらさないのではないでしょうか。安保条約を廃棄して、米軍基地全面撤去が日本に安全をもたらす最も有効な対策と考えます。

オスプレイの危険、沖縄はじめ日本各地での戦闘機による騒音被害、米兵犯罪、すべて安保廃棄で解決です。オスプレイも在日米軍基地も丸ごとアメリカ本土に持って帰ってもらいたい。

そしてアジア各国と平和的安全保障を築くことです。アジアでは東南アジア友好協力条約に基づく紛争の平和解決、武力行使の放棄が大きな流れです。このなかに日本も入っていきましょう。

そもそも在日米軍は「日本防衛」の任務なんて負ってないんですから・・・

脱原発デモ・宣伝告知！

【決定！！なくせ原発ねりまアクション２０１２＝11月10日】
原発即時ゼロ！再稼働反対！放射能から子どもを守れ！

１１月１０日（土）午前１０時　中村橋・練馬美術館前広場集合、プレ集会を予定

１１時　デモ出発　中村橋～東京電力前～練馬駅北口平成つつじ公園

原発や放射能にかんするプラカード、鳴り物大歓迎。もちろん手ぶらでも。おひとりでも初めてでも、お気軽に参加してください

主催　「なくせ原発ねりまアクション２０１２」実行委員会

原発を考える会＠ねりま」のブログやツイッターで情報随時更新します

【反西連・大宣伝行動in大泉学園にご協力を！】

反西連とは、正式名「反原発西武線沿線連合」のこと。
首相官邸前行動をよびかけている「反原連＝反原発首都圏連合」に連帯して、ローカルな脱原発運動をしようと、（酒の席で）もりあがって結成されたゆるやかなネットワークです。
西東京と練馬でのコラボ宣伝を企画しています。
ネットで呼びかけたところ、中野や小平などさまざまな「西武線」仲間から反響が。
練馬や西東京にお住まいの皆さん、またその他の地域にお住まいでもぜひ協力したい！という方も歓迎です。
署名、チラシ、のぼりなど自由にお持ちください。

●１０月２８日（日）　午後３：３０～５：００　大泉学園駅南口ロータリーにて

「原発なくしてほしい」と思っている方、疑問を持っている方ならどなたでも参加歓迎、お気軽にぜひご参加ください！！

練馬労連定期大会であいさつしました

20日(土)、練馬労働組合総連合の第20回定期大会に出席、来賓としてあいさつしました。
東京10区候補の今秀子さんも同席。

2013年度活動方針では、官製ワーキングプアの実態や非正規雇用の拡大や公務員攻撃に対するたたかい、安心して働き生活できる環境を目指すことなどがあります。

自分は、労働者を守る雇用のルールをつくることや消費税増税阻止、原発ゼロの日本をつくることを訴え連帯のあいさつをしました。けど、ちょっと堅すぎたかもしれません。





今さんは官製ワーキングプアの問題を運動方針の一番最初に持ってきていることに敬意を表したいと話しました。役所でも、窓口にいるのは非正規の人になっているそうです。役所が率先してワーキングプアを生み出す状況から変えて行かないといけませんね。

平和委員会の宣伝に参加

平和委員会の人たちと自衛隊練馬駐屯地の門前で宣伝しました。

今回まいたビラ「平和のひろば第157号」では、陸自単独防災演習のこと、先日防衛省に申し入れを行った東部方面隊創立53周年記念式典について書かれています。

宣伝ではビラの受け取りが大変いいことにびっくりしました。1時間の宣伝で約170枚のビラがなくなった。自衛官もレンジャー訓練など最近の動き方に何か思うところがあるのではないでしょうか。

宣伝では自分も10分ほど訴えをしました。駐屯地周りの壁の改修工事が始まったことに感謝を述べ、尖閣諸島問題に乗じて軍事力強化が言われ、安倍自民党総裁が集団的自衛権の行使を主張していること、オスプレイ、そして沖縄でまた起きた米兵による女性暴行事件などです。

集団的自衛権については、アメリカと一緒になって戦争することになる、日本からはるか離れた地で日本人が他国の人を殺したり、命を落とすようなことは絶対に止めたいということや、自衛官も一国民であり基本的人権がある。そういったことを訴えました。

思うままに話したことでしたが、平和委員会の方から「いい話だった」との言葉をいただきました（自画自賛？）

写真を撮ってなかったのが残念・・・撮ろうと思ってたのに宣伝始めたらすっかり忘れてしまいました。

宮本徹さんと雨の中宣伝

台風の影響で雨が降るなか、宮本徹比例予定候補と宣伝しました。

宮本さんは演説をその場に合わせて柔軟に変えることができるとか。自分にはあまり真似の出来そうにない芸当です・・・とにかく自分は考えてあった演説を一生懸命話しました。





通りすがりに「共産党頑張ってね～」と声をかけてくれた方や握手を求めてきた方がいました。雨の中でもやった甲斐がありました。





演説では初めに沖縄で起きた米兵の女性暴行事件について話しました。米兵の犯罪、許せないと思います。日本人を人間と思っていないのではないでしょうか？沖縄ではオスプレイ配備で米軍への怒りが募っているなか、火に油を注ぐような事件です。

こうした事件が起こるたびに綱紀粛正が言われますが、それにも関わらず繰り返されている以上、もっとつっこんだ策が必要です。犯罪を犯しても公務中を理由に日本側が逮捕もできず、犯人をアメリカ本国に帰国させてうやむやに・・・というケースも多々あり、それが日本での米兵犯罪を助長させているのではないでしょうか。

最善の解決策は日米安保をなくすことだと思います。米軍基地がなくなればオスプレイの危険も米兵犯罪もなくなり、日本がアメリカの起こす戦争に協力する必要もなくなる。一石何丁にもなります。

安保破棄には至らなくとも、まったく植民地的な日米地位協定の抜本改定が必要と思います。