№2 ヴィブラート！息・絶え絶え《バド・フリーマン(ts)》

♪～♪ ご訪問ありがとうございます。
　ジャズサックス「バド・フリーマン」のレコード紹介です。♪～♪ 

 

音の表面、「ざら・ざら」触感！

「うね・うね」ヴィブラート、息絶え絶え！

引締まった・骨太音、余計に「わびさび」が！

一句

　“　わびさびや　息絶え絶えに　ヴィブラート　”

②『ザ・コンプリート』(69)　　

《The Compleat/Bud Freeman》
バド・フリーマン(ts)、ボブ・ウィルバー(ss,cl)、

ラルフ・サットン(p)、ボブ・ハガート(b)、ガス・ジョンソンJr.(ds)。

《Bud Freeman Blog紹介》

①『The Bud Freeman All-Stars』(59)　№1　「うね・うね」音！酔っ払い《バド・フリーマン(ts)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

①『All-Stars』から10年後の演奏。
1906年生れのフリーマン、この時63歳。
ただでさえ「わびさび」溢れる音は益々年季が入った。

音の表面は「ざら・ざら」触感。

「うね・うね」ヴィブラートは息絶え絶え。

そんな感覚を演出し何とも堪らない。

①の時の野太い音はあえて抑えているのか。

引き締まった骨太な音が余計に「わびさび」を誘う。

　一句

　“　わびさびや　息絶え絶えに　ヴィブラート　”

 

A面はワンホーンでたっぷり「わびさび」が楽しめる。
ウィルバー(ss)が加入するB面はガラッと変わる。
ハイテンポな曲が多く、ウィルバーの陽気なフレーズが、

「安っぽい」ラグタイム・スタイルを聴かす。

ウィルバーに対しフリーマンの音数少ないフレーズが面白い。
「わびさび」がたっぷり味わえるワンホーンのA面がイチ推しです。

 

♪～♪ 　「ざら・ざら」触感、「うねうね」ヴィブラートをお聴き下さい。