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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 舞い散る枯葉!千斬りに《メイナード・ファーガソン(tp)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
ジャズトランペット「メイナード・ファーガソン」のレコード紹介です。♪~♪
 
ちょっと他にない、イノート・ヒッター!
「Autumn Leaves」、テーマをかに!
アドリブは、「枯葉」を千りに切刻む!
 
一句
 “ハイノート 斬って舞いる 「枯葉」かな”

②『アンド・ヒズ・オクテット』(55)
《Maynard Ferguson And His Octet》
メイナード・ファーガソン、コンテ・カンドリ(tp)
ハーブ・ゲラー(as)、ジョージ・オールド(ts)
ボブ・ゴードン(bs)、ミルト・バーンハート(tb)、
イアン・バーナード(p)、レッド・カレンダー(b)、シェリー・マン(ds)。
 
《Conte Candoli Blog紹介》

《Georgie Auld Blog紹介》

豊かな音質とは、言い難いラッパ。
だが、「スカ~」とく抜け切っていく音。
何とも凄まじいのは、ハイノート。

イノート・ヒッター」と呼ぶに相応しい音。
硬質な・ソリッドな・ハイトーンではある。
ちょっと他では聴けない独特な音で吹ききる。

こんな特徴ある音で「Autumn Leaves」を聴く。
くよかな丸い音で、物悲しく奏でる。
ってなイメージを描く曲だが、おっとどっこい。
 
ファーガソンのソロは空気を斬り込んでくる。
鋭利な日本刀で振り斬ってくる。
「枯葉」をバッサバッサ、千りにしてくる。

同じラッパのC.カンドリが脇役で鎮座する。
両者を比べたら、ファーガソンのさは一聴瞭然。
 一句
 “ハイノート 斬って舞いる 「枯葉」かな”

ナダ出身の彼は、53~56年ロスで活動。
①②共に、この期間の録音となる。
西海岸の有名人9名によるビッグコンボ。
この頃から、ビッグバンドの素養があるようだ。

ビル・ホルマンのアレンジがいい。
ウィングしっ放しで、とても西海岸部隊とは思えぬ乗り。
活き活きとしたアレンジで、ハイノートヒッターを堪能できます。
 
♪~♪ 「枯葉」のテーマは豊かに、アドリブでバッサリ斬りにしてきます。


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