だらずだらじゃず・本音ジャズ

№3 「暴く!マイルスの女」LPジャケットから

こんな付きで、妻をジャケットに出す?!
①・②は同年録音・同一メンバだがン・キリ演奏。
ジャケット写真も同じく「ピン・リ」!
 
②『アット・ザ・ブラックホーク』(61)
《At The Blackhawk/Miles Davis(tp)》
マイルス・デイビス(tp),ハンク・モブレー(ts)、
ウイントン・ケリー(p),ポール・チェンバース(b)、ジミー・コブ(ds)。

このジャケットの女性は、レコード①同様に妻のランシス・テーラー
①はアップ撮りの美形、②はマイルスを怨念・いで睨み付けた顔。
この目付き、マイルスは何を表現したいのか。
ブラックホーク(Jazz Club)とは「黒いの目」、そんな表現を狙ったか。
 
演奏は「マイルス」のライブ録音・発売。
『Jazz At The Plaza』は58年録音だが、発売はレコード②以降。
完璧主義のマイルスは、完全なライヴ演奏の発売を好まなかった。
「そうだろな」と、納得してしまう。

①と同じメンバ(除コルトレーン)だが、①のようなテンションが無い。
①の凛と張り詰め・研ぎ澄まされ・1音1音がもたらす緊張感。
②のライブ演奏には全く無い、単に聴きく・出来のイイ・ジャズ。
スタジオでの鋭さも、ライブではタダのジャズマンか。
これは50年代一連の『~ing』アルバムと変わらない。
①・②は同年録音・同一メンバだが、ン・キリの違いがある。
ジャケット・の写真も含めてである。

ライヴ演奏では『'Four' & More』に優るものは無い。
トニー・ウイリアムス(ds)がもたらすライブの緊張感は別格。
②はマイルス最悪のライヴ録音、「盤」だ。

 

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