だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 「暴く!マイルスの女」LPジャケットから

このジャケット、ドレスが写ってないが・・。
超有名盤、演奏は耳タコ状態。
なので、ジャケットをジックリと・・・。
①『サムデイ・マイ・プリンス・ウイル・カム』(61)
《Someday My Prince Will Come/Miles Davis(tp)》
マイルス・デイビス(tp)、ジョン・コルトレーン(ts)、
ハンク・モブレー(ts)、ウイントン・ケリー(p)、
ポール・チェンバース(b)、ジミー・コブ(ds)。

ジャケットは、1人目の妻「ランシス・テイラー」。
3枚のジャケットに登場するから、よっぽどれた女(妻)だろう。
ダンサーの彼女と60年に結婚、息子1人と共に。
マイルスはこの時、息子2人・娘1人のシングル・ファーザー。

5枚のジャケットで、最もきく・ハッキリと写った女。
映画では、このレコードを青年からもぎ取り逃げて行く。
よっぽどフランシスにッコン。と、思える。
この写真はドレスが写ってないが、ギリギリに写ってるのも有る。

超有名盤の1枚、演奏は褒めるしかない。
マイルスのサウンド・原点は。
極基地に1人残され、たった1人でトランペットを吹く」。
「クソ・ヤンチャ坊主が親父に怒られ、入れで1人泣く」。
マイルスのサウンド・イメージは、そんな情景。
1人ポッチのしがり屋のサウンド。ってな感じ。

コルトレーンがイメージに合わないが、イモ臭いモブレーよりはマシ。
モブレーはLIVE(61年)『ブラックホーク』終了後に首にされる。
ウイントン・ケリー(p)がイイ。
ブルースの香り&単音で繰り出すウオーム感でホットする。
 

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