だらずだらじゃず・本音ジャズ

№6 「暴く!マイルスの女」LPジャケットから

3年間の離婚調停決了後、即2人目妻をジャケットに。
1年前の『ソーサラー』の女性は、その後3人目の妻へ。
LPジャケットはマイルスの離婚歴集?暴露本?
 ⑤『キリマンジャロの娘』(68)
《Files De Kilimanjaro/Miles Davis(tp)》
マイルス・デイビス(tp)、ウエイン・ショーター(ts)、ロン・カーター(b)、
ハービー・ハンコック(p,ep)、トニー・ウイリアムス(ds)。

ジャケット一面、女性の顔。人目の妻「ティー・メイブリー」。
同じ音楽業界(シンガー・ソングライター)で知り合い、68年結婚。
1人目フランシス・テーラー(①~③)とは、3年間の離婚調停後68年に離婚。
同年に彼女と結婚し、このジャケットに掲載。
 
④掲載のシシリーは、3年間の離婚調停中にジャケットに使った。
結局、⑤の2人目ベティーと別れ、3人目の妻とする。
LPジャケットはマイルスの離婚歴集なのか。
暴露本の如くLPジャケットが使われている。
神格されたマイルス故に、未来永劫記録・保存されるが「操が無い」。

1曲目から初の「8ビート」、当然ロックの臭いなんか全く無い。
リー・モーガン、ハンク・モブレー等8ビートを使ったジャズは多い。
だが、他のモノとは全く異なり、音場空間はマイルス特の世界。
今後のウエザー・リポートのフレーズがドン、ドン出てくる。
マイルス学校の生徒が卒業後に使う音が湧き上がる程、山ほどに・・。

サウンド全体に緊張感・スリル感を喰らわすのはトニーのドラム。
マトを得たインタープレイ、複雑なシンバル・レガート。
このドラム無くして、マイルスサウンドは成り立たない。


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