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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 脱退!シルヴァーからブルーへ《ホレス・シルヴァー(p)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「ホレス・シルヴァー」のレコード紹介です。♪~♪
 
ファンキーのはずでは?「めっ」とBlueに!
A.ブレーキーとJazz Mssenjarsを脱退
親分残し、脱退組御一行様の初プレイ!
 
一句 
 “旅立ちの 思わぬジャズは ルージー”

①-1『シルヴァーズ・ブルー』(56)
《Silver's Blue/Horace Silver》
ホレス・シルヴァー(p)、ハンク・モブレー(ts)
ジョー・ゴードンorドナルド・バード(tp)、
ダグ・ワトキンス(b)、ケニー・クラークorアート・テイラー(ds)。


①-2 オリジナル(Epic LN3326)
 
《Hank Mobley Blog紹介》

ホレス・シルヴァーって、余り好きではない。
際立つリズム感、「ハキハキ」としたフレーズ。
ってのは良いのだが、どうもファンキー過ぎ。
異様な明るさが、どうも肌に合わない。

ブルーノートに多くの有名盤を残した方。
だから、かなりな有人ではある。
僅かに所有の4枚から、まず1枚を聴いてみる。

いざ当①を聴いてみると、ところが・・・。
ファンキーさの微塵もない。
むしろ、「じめっ」とした鬱感がひしめく。

まさしくタイトルどおり「Blue」、そのまんま。
「銀色」がBlueに染まった、のか。
バードだってモブレーだって、良くいえば落ち着き払った音。

シルヴァーだって、どっか他の方のようだが。
彼らしい個性はうかがえる。
明快な強いバッキングは、まさしくシルヴァー。
シングルトーンだって、粒立ち良く立上がる。

ただ、私の記憶にある彼のピアノとは違う。
もっともっと派手な程に、目立つのだが。
期の頃だから表現が異なるのか、とは思うのだが。

アート・ブレーキーとジャズメッセンジャーズ。
ジャズ史に燦然と輝く親分とそのグループ。
当グループを上げたブレーキーとシルヴァー。

約1年半活動し、シルヴァーは脱退する。
とはいえ、ブレーキーを残し全員シルヴァーと離脱。
 
 一句 
 “旅立ちの 思わぬジャズは ブルージー”
 
その脱退メンバー・御一行様のプレイが当①。
ブレイキー外しの貴重なアルバムである。
ジャズ界に冠たる「メッセンジャーズ」の名。
それはブレーキーにくれてやった、ということだ。
 
♪~♪  「じめっ」とした鬱感ひしめく「Blue」を感じて下さい。


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