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だらずだらじゃず・本音ジャズ

(続)№5 象の唸り、バスクラにのせ《デイヴィッド・マレー(ts)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
   ジャズサックス「デイヴィッド・マレイ」のレコード紹介です。~♪
 
フラジオ音を使うテクは、ダントツ・カイチ。
テナーで泣き叫び、高域の悲鳴は悲に。
バスクラの低域で、の会話をジャズる。
 
一句
 “バスクラや の会話を ジャズで魅せ”


⑤-1『ラッキー・フォー』(88)
《Lucky Four/David Murray》
デイヴィッド・マレー(ts,bcl)、デイヴ・バレル(p)、
ウィルバー・モリス(b)、ヴィクター・ルイス(ds)。


⑤-2 Tutuレーベル/独(TUTU888 008 Original)

《David Murray Blog紹介》


え、プレーヤーの回転数がった?
と思うほど、のっそり・ゆったりテンポで曲が進む。

「クウェエ~・カァア~」。
いつものマレイは速いビートに乗り、狂う。
高い音域で、ラジオ音を駆使し吠える。
 
だが、このレコードどうも調子っぱずれで。
堂々と花節の如く、サックスが唄う。
「だらっだら」に引きずる悲痛な音がしたり。
こりゃぁ~ムードテナーか、と思わせる曲もあったり。

速いビートにのると、やっぱ何時ものマレイ。
フラジオ音を使いこなすテクは、ダントツ。
感を込め、テナーの音域外で見事に感情をまき散らす。

サックスを馬鹿テクで使いこなす。
こんな方、他に居ないのでは。
 
もう一人を上げれば、マイケル・ブレッカー。
彼はールで、繊細なテクニシャンである。
マレイは情熱と力技のフラジオ音で勝負。
二人には、こんな特徴・違いがあるのでは。

もう1本の武器は、バス・クラリネット。
テナーで高域の泣き叫びを現すと思えば。
バスクラを使い、低域での会話をジャズる。
 
 一句
 “バスクラや の会話を ジャズで魅せ”
 
音の感情表現は、自由奔放の極み。
まさにンリーワンの世界で魅せてくれる。
レーベルはTutu/独で、独録音。
片ch寄りの狂った音だが、生々しい音質が素晴らしい。
 
♪~ 「Valley Talk」 のっそり・ったり、マレーの世界観が観えます。


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