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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 教授・生徒の劇プレイ《(ハンガリ)ラズロ・ガードニー(p)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
   ジャズピアノ「ラズロ・ガードニー」のレコード紹介です。~♪
 
バークリー音楽院の授、そして生徒が。
理知的に込まれた、激情プレイの連鎖。
唖然として、聴きれるしかありません。
 
一句
 “音楽院 激情プレイも 理的に”


①-1『ザ・バクリー・テイプ』(84)
《The Berklee Tapes/Forward Motion/Laszlo Gardonyi》
ラズロ・ガードニー(p)、トミー・スミス(ts)
テルジェ・ゲフェルト(b)、イアン・フロマン(ds)。


①-2 HEPレーベル/UK(HEP2026 オリジナル)
 


非常に屈っぽい、小利口なピアノを弾く方だ。
B.エヴァンスのクール感をベースに。
キースジャレットの歌心&鋭さを融合。
強引に例えれば、そんなピアノを感じる。

USっぽいグルーヴな乗りは感じない。
ンガリー出身の血がそうさせるのか。
ヨーロッパのピアノらしく、キラキラと輝いてはいる。
 
キラキラ感の中に、若干エリート臭さを漂わす。
それもそのはず、バークリー音楽院の授が本業のようだ。

当①はタイトルどおり、バークリーでのライヴ。
グループ名は「フォワード・モーション」。
リーダーはルウェー出身のベース、ゲフェルト。
 
これを買ったのは、テナーのミス(UK)が狙い。
彼はこの年渡米し、バークリー音楽院へ入学。
この時(84年)17歳、音楽院の生徒としてグループに参加している。

グループは冷酷な程に研ぎまされている。
劇的なストーリー仕立の音創りで進行していく。
良くこんなに巧く演れるもんだと、感心してしまいます。

ピアノ&テナーが激劇なプレイを繰り広げる。
それを一層爆発させるドラムのインタープレイ。
一糸乱れぬ盛上げのテクに、つい然と・・・。
グルーヴだとか、乗り乗りの世界はここにはあり得ない。
 
理知的に仕込まれた激情プレイに聴きれる。
流石バクリーが成せるグループの音創りだ。
素晴らしいもんだと、感心してしまいます。
 
 一句
 “音楽院 激情プレイも 理的に”
 
レーベルはHEP/UKで、US録音。
ライブ録音の割に、ランスの良い音です。
 
♪~ 「Is Really This Is」一丸となって進行するプレイを堪能して下さい。


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