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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№3 アレンジ止め!アドリヴ勝負《アル・コーン(ts)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
   ジャズサックス「アル・コーン」のレコード紹介です。♪~♪
 
ダッシュが無理な「皇帝ンギン」?!
時に、海中をき進む・グルーヴな乗り!
アレンジの無い、アドリヴで性を発揮!
一句
 “ 得意技 アレンジ止めて ドリヴだ ”

③『コーン・オン・ザ・サクスソホーン』(56)
《Cohn on The Saxophone/Al Cohn》
アル・コーン(ts)、ハンク・ジョーンズ(p)、オシー・ジョンソン(ds)、
ミルト・ヒントン(b)、フランク・リーハク(tb)。
《Al Cohn Blog紹介》

ダッシュの出来ない・でかい身体の「皇帝ンギン」のような。
音色は「ヌボ~」、重い「足かせ」を引きづったような。
リズムが重くて、乗りが悪い。

この個性を巧く活かす? 隠す? だからバラードが多い。
「ヌボ~」の個性で「ったり」とスローテンポに乗せる。
堂々とした皇帝ペンギンのように。

そんな鈍重さを現すが、
速いテンポの曲では、空を飛ぶように海中をグイグイき進む。
①、②には無かった音がある。
高域に強い張り・刺激的な音に「ハッ」とする瞬間が。

叉、①・②には無いスイング感がある。
ロウ」を一発かます力強さがあったり。
H.ジョーンズ(p)と共に、グルーヴな勢いでスイングする。
 
こんな感情表現が、当③を「代表作」に仕立てた。
コーンはアレンジ&アンサンブルが得意技。
これは、ドリヴが堪能できる貴重なレコードである。
 一句
  “ 得意技 アレンジ止めて ドリヴだ ”
 
♪~♪  得意のアレンジもアンサンブルも無い、ドリヴを堪能して下さい。

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