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だらずだらじゃず・本音ジャズ

(続)№5 音が立つ、やっぱトリオだ《マッコイ・タイナー(p)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
   ジャズピアノ「マッコイ・タイナー」のレコード紹介です。~♪
 
④『Ballads』に化された?翌年に録音。
音のが立ち、マッコイらしさはあるが。
BGMでも使える?せめてエルヴィンが居れば。
 
一句
 “マッコイや ピアノトリオに 音はつ”


⑤『ナイト・オブ・バラッズ & ブルース』(63)
《Nights Of Ballads & Blues/Mccoy Tyner》
マッコイ・タイナー(p)、スティーヴ・デヴィス(b)、
レックス・ハンフリーズ(ds)。


この音は、いかにもマッコイらしさがでている。
バラードであっても、音のが立っている。
コルトレーンとの④『Ballads』と比べると、良く分かる。
 
④に化された?翌年に当⑤を録音している。
④のマッコイはまるで、レッド・ガーランド。
音が丸く「だらっ~」と小ぢんまり流れていた。
まさにカクテルピアノの如し、という軟弱ピアノだった。

ピアノトリオのマッコイは、やっぱマッコイの音。
だが、似ている音の①『Inception』とは異なる。
当⑤は音は立っているが、BGMにでも使えそうなピアノだ。

ベースもドラムも、総入れ替えのメンバー。
せめてエルヴィンを起用していれば、BGMから脱できたのでは。

④のエルヴィン(ds)はまさにエルヴィンだった。
跳ねる力感のドラムが、彼らしく活きていた。
当⑤のハンフリーズは、つまらない。
だららとピアノを追う、まさにリズムキーパーである。

唯一のオリジナル曲「Groove Waltz」。
マッコイらしさを発揮した音が連なっている。
左手の強打と右手のったシングルトーン。
他の曲にない、“らしさ”があります。
 
 一句
 “マッコイや ピアノトリオに 音はつ”
 
♪~ 「Groove Waltz」この曲だけは、明確なトーンがえています。


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