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女性ジャズヴォーカル「リー・ワイリー」のレコード紹介です。♪~♪
女性ジャズヴォーカル「リー・ワイリー」のレコード紹介です。♪~♪
場末のスナックのママさん、マイクを握り!
少々酔いがまわり、酒焼の喉がハスキーに!
女性の情感が支える哀愁、精気を内に秘め!
女性の情感が支える哀愁、精気を内に秘め!
一句
“ハスキーに 煙る煙草の 波にのせ”

①『ウェスト・オブ・ザ・ムーン』(56)
《West of The Moon/Lee Wiley》
リー・ワイリー(vo)、ラルフ・バーンズ(orch.,Arr.)。
《West of The Moon/Lee Wiley》
リー・ワイリー(vo)、ラルフ・バーンズ(orch.,Arr.)。
《女性ジャズヴォーカル Blog紹介》


場末のスナックのママさん、マイクを握って。
こんな有名な方に、大変失礼な例えだが。
酒焼けの喉がハスキーに。
少々酔いがまわり、威勢の良い声ではない。
「ぐっ」と精気を内に秘め、自然体の声が響く。
優雅さもあり、キュートにも感じる。
少し高い響きの声は、「かすれ」感を帯びる。
少し高い響きの声は、「かすれ」感を帯びる。
そして、ヴィブラートする。
ちょっとヴィブラートが過ぎ、気にもなるが。
独特なヴィブラートは、リーの個性である。
ちょっとヴィブラートが過ぎ、気にもなるが。
独特なヴィブラートは、リーの個性である。
ギターをバックに丸裸の声を聴かす。
その曲は「AS Time Goes By」。
低く太く・聴かせてくれる癒しの曲。
低く太く・聴かせてくれる癒しの曲。
ゆったり・落ち着き払った「普通」っぽ感。
この自然体の歌声に、リーの人生観が観えるようだ。
女性の情感が支える哀愁が漂ってくる。
さり気ない歌声が隠すリーの人間性。
その本質が、見え隠れする。
このたたずまいが、何ともいい。
このたたずまいが、何ともいい。
一句
“ハスキーに 煙る煙草の 波にのせ”
リーは16歳でプロデビュー。
当①は代表作とされ、録音は41歳の時。
白人女性ヴォーカルの草分け、と称される。
♪~♪ ギターをバックに丸裸の声を聴かすリー、自然体の姿をお楽しみ下さい。