だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 泥沼を切拓くド根性&情熱《ジョー・ファレル(ts)》

混沌とし・行き場の無い・沼化の70年代!
そこには、新次元を切りくド根性&情熱が!
スピリッチャルな「質Jazz」がここに存在!

①『アウトバック』(71)
《Outback/Joe Farrell》
ジョー・ファレル(ts,ss,fl)、エルヴィン・ジョーンズ(ds)、
チック・コリア(p)、バスター・ウイリアムス(b)、アイアート・モレイラ(perc)。
YouTubeリンク:https://youtu.be/oFHTEGdqynU

何と、インパクトのあるジャケット。(Wジャケットの裏・表)
70年代のジャズはマイルスからRTF、WRと変遷し行き場の無い沼化。
当時は「これが新たな・今のジャズ」と思い、どっぷりハマッタ。
このレコードは、その時代を想い起こすサウンドが満載。
Fusion Beatは大嫌いだが、新次元を切りいていく情熱を感じる。

70年代のジャズは何でもアリアリ・沌とした年代。
新次元への開拓ド根性と情熱をブチ噛まし、80年代に無いものがある。
ファレルの奇怪なテーマと「カク・カク」上り下りフレーズのアドリヴ。
魂が乗り移った迫力は70年代定の優れもの。
質&スピリッチャルな本来のジャズが存在する。

だが、このレコードには嫌いなことが。
①CTIレーベル ②フルート ③エレピ(エレキピアノ) ④フュージョン。
大嫌悪感を緩和してくれるのはルヴィンのドラム。
複雑なリズムパターンを駆使したインタープレイはせめてもの救いだ。
 

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「SAX J《ジョー・ファレル》」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事