だらずだらじゃず・本音ジャズ

№5 ハレンチ・ジャケットが売り《ジョー・ファレル(ts)》

アルバム・タイトル『Vim’N‘Vigor』は『力・力』。
フュージョン・ド真ん中で、一のモーダルジャズ。
演奏は無力・気力、ハレンチ・ジャケットは力が。
①『ヴィム・ヴィガー』(83)
《Vim N Vigor/Joe Farrell》
YouTubeリンク:https://youtu.be/8s3czvYP2TI
ジョー・ファレル(ts,ss)、ロブ・ブローク(p)、ハリー・エミリ(b)、
ルイ・ヘイズ(ds)。

何と、奇抜・レンチなジャケット?タイトルは「力と気力」?
女性ボディービルダーよりウッドベースの方がよっぽどラマラス。
J.ファレルは好きだが、殆どがフュージョン・モノで買うものが無い。
 
エルヴィン・ジョーンズ(ds)の「Puttin It Together」「The Ultimate」。
このアルバムにファレルが参加し、ポストJ.コルトレーンといわれた。
ド根性ピリッチャル・ジャズの王道ド真ん中。

その後、チック・コリア(p)のRTF、ウエザー・リポートへ加入。
ここで感化され、ュージョン・ド真ん中。
ジャズの王道を離れたファレルは聴きたくも無い。

そん中で唯一のーダルジャズがコレ、この1枚。やっと見つけた。
全てがUS活動でありながら、何故かコレはオランダ録音。
これだけが、フュージョンど真ん中期に60年代を彷彿とさせる貴重な1枚。
ジャケットで判断すると、つい「イ投げ」的アルバムだが。

しかし、久し振りの4ビートで随分と下手クソになった。
オランダの連中が下手クソだから、しょうがないのか。
アドリブにやたらと「間がく」「説得力が無い」フレーズ。
一番ド下手は名手・ヘイズのドラム。何、演ってんだか?何も演ってない。
ファレルとの絡みもロクに無い。ファレルの1人相撲・演奏。
だが、80年代のマトモなモーダルジャズに、ホットできる1枚ではある。

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