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ジャズ四季音彩

音楽、旅、映画、鉄道模型、絵画、写真、オーディオなど、いままでやってきた趣味をこのブログで発信し、交流を深めたい。

135.ジャズ温故知新(Dave Brubeck Quartet Dave Digs Disney)

2014-01-19 23:48:13 | jazz
デイヴ・ブルベックの3回目。
【不思議の国のアリス デイヴ・ブルーベック・クヮルテット】
私の持っているアルバムは1967年に購入したもので、元盤とは違うものです。
内容は一緒ですが、ジャケットが違います。
当時の日本では、オリジナル・ジャケットを使用するということはなく。
独自のデザインのジャケットを制作していたのです。
このアルバムは彼のアルバムの中では、傑作アルバムとして、つとに有名です。
メンバー
デイヴ・ブルーベック(p)、ポール・デスモンド(as)、ノーマン・ベイツ(b)、ジョー・モレロ(ds)、
この二人のリズム・セクションに変わってから、
デイヴ・ブルーベックのピアノがスイングするようになってきた。
これも、名手ジョー・モレロのおかげではないかと?。
曲目
1.Alice in Wonderland
2.Give a Little Whistle
3.Heigh-Ho
4.When You Wish Upon Star
5.Some Day my Prince Will Come
6.One Song
すべて、ディズニーのアニメの挿入歌(「不思議の国のアリス」「白雪姫」「ピノキオ」)から録音したものです。
内容も凝っています。「不思議の国のアリス」「いつか王子様が」がワルツ・テンポで。
「口笛を吹いて」ではデスモンドとブルーベックの4小節交換をフーガ調にしたり。
「いつか王子様が」では、リズム・セクションには、3拍子で、ブルーベックは2拍子から4拍子へと、
これが「変拍子ジャズ」源泉となった。というように聞き応えのあるアルバムです。

134.ジャズ温故知新(Jazz Red Hot and Cool Dave Brubeck Quartet)

2014-01-16 20:44:12 | jazz
デイブ・ブルーベックの2回目です。
始めてジャケットにポール・デスモンドの名が明記されている、
そしてジャケットのカバーをリチャード・アベドンが撮っているのには、驚き。
【ジャズ・レッド・ホット・アンド・クール デイブ・ブルーベック・カルテット】
メンバー
デイブ・ブルーベック(p)、ポール・デスモンド(as)、ボブ・ベイツ(b)、ジョー・ドッジ(ds)
曲目
1.Lover
2.Little Girl Blue
3.Fare Thee Well,Annabelle
4.Sometime I'm Happy
5.The Duke
6.Love Walked in
ニューヨーク、ベイズン・ストリート・ナイト・クラブにおいての1955年ライブ録音。
一曲目「ラバー」から当時としては、驚きのワルツテンポ。
2曲目の「リトル・ガール・ブルー」でのポール・デスモンドの貴賓で優雅で繊細なアルト・ソロ。
3曲目の「フェアー・ゼア・ウエル・アナベラ」でのフーガを使用したメロディー
ポール・デスモンドのリー・コニッツを想わせるようなソロ・パート、
ブルーベックの優雅なオリエンタル・ムードで所々スイングしないソロ。
6曲目のブルーベックのオリジナル「ザ・デューク」マイルス・デイビスも取り上げている有名曲。
聴きどころのある演奏でした。

133.ジャズ温故知新(Jazz Goes to College Dave Brubeck Quartet)

2014-01-14 19:49:26 | jazz
デイブ・ブルーベックの紹介です。
デイブ・ブルーベックは幼い頃から母の教えでクラシックのピアノを学び、
大学時代ダリウス・ミヨーとアーノルド・シェーンベルクに師事し作曲を学び、
ジャズ・ピアニストの道に、その為スイングしないピアニストというありがたくないレッテルまで貼られた。
私もポール・デスモンドがいるからこのカルテットがジャズしていると思っています。
ただ、彼はジャズにクラシックを導入した功績は大きいと想うしだいです。
【デイブ・ブルーベック ジャズ・ゴーズ・トゥ・カレッジ】
彼が初めて大学にジャズのライブを敢行した人であり、人気を得たそのライブ盤がこのアルバム。
メンバー
デイブ・ブルーベック(p)、ポール・デスモンド(as)、ボブ・ベイツ(b)、ジョー・ドッジ(ds)
曲目
1.Balcony Rock 1954年3,4月ミシガン大学での実況録音
2.Out of Nowhere 1954年3,4月オハイオ大学での実況録音
3.Le Souk 1954年3,4月オハイオ大学での実況録音
4.Take the A Train 1954年3,4月ミシガン大学での実況録音
5.The Song is You 1954年3,4月オハイオ大学での実況録音
6.Don't Warry Bout Me 1953年12月ボストン、ストリービルでの実況録音
7.I Want to Be Happy 1954年3,4月ミシガン大学での実況録音
この時代からフーガ形式や、ブルーベックのモンクのようなブロック・コードがでてきたり、
デスモンドのソロにデュエットしているかのような2つのテーマが交互にでてくるという
斬新なインプロビゼーションを試みたり、
「ル・スーク」ではオリエンタル・ムードをもったコードがモード手法の片鱗が見えたり。
当時から斬新ではあるが、よくスイングし、聞きやすい音楽になっている。
これは、すべてポール・デスモンドのおかげであることも確かなことです。
聴くに値するジャズであることは確かなことです。




132.ジャズ温故知新(Richard Twardzik Trio)

2014-01-13 23:21:43 | jazz
今日は、モンクにも負けない白人の怪男児リチャード・ツワージクの紹介。
パシフィック盤、ラス・フリーマンとのカップリング・アルバム。
もとは10吋盤のアルバムをLP時代にカップリングしたアルバムです。
ラス・フリーマンといえば、アート・ペッパーのカルテットのピアニストとして、
ジャズ・ファンには、周知のことですが、白人バド・パウエル派のピアニストとして、
ウエスト・コースト・ジャズで有名ですが、
今日は片方のツワージクのお話。
8歳よりサージ・チャロフのお母さんマーガレットにピアノを師事。10代前半で既にプロとして活動を始め、
1955年チェット・ベイカーとパリをツアー中にヘロインのオーヴァードーズで僅か24歳という若さで急逝した
「生き急ぎすぎた神童」ことリチャード(ディック)・ツワージクそのピアノ奏法は、
早すぎた登場で世に知られず若くして急死してしまいましたが、1954年録音とは、驚きです。
メンバー
リチャード・ツワージク(p)、カーソン・スミス(b)、ピーター・リットマン(ds)
曲目
1.A Crutch for The Crab
2.Albuquerque Social Swim
3.Bess You is My Woman
4.Yellow Tango
5.'Round About Midnight
6.I'll Remember April
「ベス・ユー・イズ・マイ・ウーマン」、「イエロー・タンゴ」「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」
が私の好みの曲です。

131.ジャズ温故知新(Randy Weston Little Niles)

2014-01-11 10:37:11 | jazz
ランディー・ウエストンの最後の紹介です。
私は、ウエストンのアルバムは二枚しか持っておりません。
このアルバムをとうしてこのマイナーなピアニストの良さを知ったのです。
【ランディー・ウエストン リトル・ナイルス】
まさにランディー・ウエストンの良さが集まった傑作アルバムです。
またジャズ史上にも輝くアルバムです。
メンバー
ランディー・ウエストン(p)、ジョニー・グリフィン(ts)、レイ・コプランド、アイドリー・スリーマン(tp)
メルバ・リストン(tb)、ジョージ・ジョイナー(tb)、チャーリー・パーシップ(ds)
曲目
1.Earty Birth
2.Little Susan
3.Nice Ice
4.Little Niles
5.Pam's Waltz
6.Babe's BLues
7.Let's Climb a Hill
全曲、子供の情景を描写した、暖かいランディーのまなざしが聞こえるアルバムで、
彼のモンクとは違ったアプローチの仕方が非常に爽やかに流れてくる。
これだからジャズはおもしろい。
全体的に色彩的でハーモニカルなホーンアレンジで、エリントン的なところもあり、
トーンカラーの美しい演奏もあり、ランディのピアノは、時にモンク的、時にファンタスティクな面もあり、
ミンガスのような集団即興演奏もあり、一様なジャンル分けができない、多用な面が聞き手をあきさせない。
癒しとジャズの熱狂が同時に味わえる希有なアルバムである。
ランディー・ウエストンは、ジャズの芸術性をこのアルバムで問うている。