ファイアウォールの一つである。
https://www.infraexpert.com/study/security25.html
ファイアウォールの基本機能
ファイアウォール製品には、ステートフルインスペクションとステートフルフェールオーバーと呼ばれる
ファイアウォールとしての2つの基本機能が備わっています。以降ではこれら2つの基本機能を解説します。
※ ステートフルインスペクションは、ステートフル パケット インスペクション( SPI )とも呼ばれる。
◆ ステートフルインスペクション Stateful Inspection
ステートフル・インスペクション(Stateful Inspection)とは、TCPコネクションや往復が必須のUDP(DNSやNTP等)を管理し、戻りの通信についてを動的に許可する仕組みのことです。
ステートフルインスペクションとは、ファイアウォールを通過するパケットの中身を見て、動的にポートを
開放したり、閉鎖したりする機能のことです。このステートフルインスペクションではLAN側から送信した
データをセッションログとして一時的に保存しておき、WAN(インターネット)側から到着したパケットが
セッションログと整合性が合うかどうかを確認して、整合性があう場合は開放、矛盾する場合は閉鎖します。
一般的に、このステートフルインスペクションは
LAN側(内部)から発信したトラフィックは、その
戻りのトラフィックを動的に許可させて、WAN側
から開始される着信トラフィックは拒否するという
実装で使用する機能です。
Cisco ASAやJuniper SRXなどの主要なFWでは
ステートフルインスペクションがデフォルトで
有効な仕様なので、特に設定が必要ありません。
◆ ステートフルフェールオーバー
ステートフルフェールオーバーとは、ファイアウォールで保持している通信セッションの情報を、冗長化
したバックアップのファイアウォールに引き継つぐことができる機能のことです。この機能により、主系
のファイアウォールに障害が発生した場合でも、副系のファイアウォールで通信を継続することができる。
ステートフルフェールオーバーを実装させるために、冗長化を構成する2台のファイアウォール同士を
フェールオーバーケーブルで接続します。このフェールオーバーケーブルは、ファイアウォール製品に
よって異なり、専用ケーブルまたはLANケーブルを使用します。フェールオーバーケーブルで接続した
ファイアウォール間のリンクはフェールオーバーリンクと言い、このリンクでFWの正常性を確認します。
https://www.infraexpert.com/study/security25.html
ファイアウォールの基本機能
ファイアウォール製品には、ステートフルインスペクションとステートフルフェールオーバーと呼ばれる
ファイアウォールとしての2つの基本機能が備わっています。以降ではこれら2つの基本機能を解説します。
※ ステートフルインスペクションは、ステートフル パケット インスペクション( SPI )とも呼ばれる。
◆ ステートフルインスペクション Stateful Inspection
ステートフル・インスペクション(Stateful Inspection)とは、TCPコネクションや往復が必須のUDP(DNSやNTP等)を管理し、戻りの通信についてを動的に許可する仕組みのことです。
ステートフルインスペクションとは、ファイアウォールを通過するパケットの中身を見て、動的にポートを
開放したり、閉鎖したりする機能のことです。このステートフルインスペクションではLAN側から送信した
データをセッションログとして一時的に保存しておき、WAN(インターネット)側から到着したパケットが
セッションログと整合性が合うかどうかを確認して、整合性があう場合は開放、矛盾する場合は閉鎖します。
一般的に、このステートフルインスペクションは
LAN側(内部)から発信したトラフィックは、その
戻りのトラフィックを動的に許可させて、WAN側
から開始される着信トラフィックは拒否するという
実装で使用する機能です。
Cisco ASAやJuniper SRXなどの主要なFWでは
ステートフルインスペクションがデフォルトで
有効な仕様なので、特に設定が必要ありません。
◆ ステートフルフェールオーバー
ステートフルフェールオーバーとは、ファイアウォールで保持している通信セッションの情報を、冗長化
したバックアップのファイアウォールに引き継つぐことができる機能のことです。この機能により、主系
のファイアウォールに障害が発生した場合でも、副系のファイアウォールで通信を継続することができる。
ステートフルフェールオーバーを実装させるために、冗長化を構成する2台のファイアウォール同士を
フェールオーバーケーブルで接続します。このフェールオーバーケーブルは、ファイアウォール製品に
よって異なり、専用ケーブルまたはLANケーブルを使用します。フェールオーバーケーブルで接続した
ファイアウォール間のリンクはフェールオーバーリンクと言い、このリンクでFWの正常性を確認します。
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