「虎角句日記」を初翻刻しました。
父〈俳句〉vs. 息子〈漢詩〉
父と息子の長崎紀行
父 三浦義一、号 野梅堂虎角 旅と囲碁を愛し俳諧を楽しんだ風流子
江戸時代中期の思想家三浦梅園の父虎角は、芭蕉門下十哲のひとり志太野坡に師事し、野坡没後は各務支考の美濃派に属する雲蝶に師事した豊後を代表する俳人でもありました。 延享二(1745)に『俳諧文殊水』の刊行を目的に、各地の俳人と風交を結びつつ長崎に旅をします。紀行文には自身の句をふくめて162句をちりばめ、雲蝶直伝の美濃派の俳諧講義も記録されています。九州俳壇史に新たな一頁を加える貴重な新資料。
・全ページ原文掲載、総ルビで翻刻。
・所収句一覧 旅程ルートマップを掲載。
息子 三浦梅園
生涯作った漢詩は2千余り。そのほとんどが未訳出。三浦梅園は三度大きな旅をしました。その最初の旅が23歳、父の帰郷から3ヶ月後に出発した長崎旅行です。松浦・福岡・熊本・杵築藩とも縁の深い八代まで足をのばした若き梅園の旅の漢詩49首を訳出。漢詩人としての三浦梅園に、ご注目ください。
配布価 1000円
送料 200円(3冊まで)
10冊以上まとめてお申し込みの場合は割引価格@800にて承ります。
(10冊以上 送料一律500円)
〇この販売金は今後、第2集以降の出版事業を継続するために使います。
お申し込みは:「三浦梅園学習会」まで
e-mail:reve20an@gmail.com
〇三浦梅園資料館(電話:0978-64-6311 国東市安岐町富清)
〇弥生のムラ国東市歴史体験学習館(電話:0978-72-2677 国東市国東町安国寺1639番地2)
にてもご購入可能です。