三浦梅園めぐり 

江戸中期の哲学者三浦梅園ゆかりの地と事柄をたずねて。国東・杵築の詩碑めぐりを中心に梅園に関する思いをつづります。

2017年度「梅園学会」のご案内 

2017-09-16 09:14:21 | 歴史文学探究

第42回梅園学会

「三浦梅園と福岡」講演会のご案内

18世紀に豊後(国東半島)で生まれた三浦梅園は、日本を代表する哲学者です。今回福岡で初めて大会を開くことになりました。「一即一一、一一則一」を存在の仕組みと考えて、自然と社会と人間を把握しました。自然を師とする梅園の哲学は、自然の前に人間を謙虚にさせます。福岡には彼の尊敬する先人柳川藩儒安東省菴 がいました。この機会に三浦梅園(1723~1789)を知って下さい。皆さんのご来場をお待ちします。

〈初日〉2017年10月28日(土)13時~17時

 会場 コミセン和白(福工大前駅)5Fホール。定員280名。無料、予約不要

 内容 講演会

①三浦梅園と現代(東大名誉教授 小川晴久)②安東省菴の処世術(福岡女子大名誉教授 疋田啓佑)③梅園の漢詩に見る鳥たち(鳥類学者、元九大教官 江口和洋)④貝原益軒と三浦梅園(三浦梅園顕彰会会長 小串信正) ⑤三浦梅園の時空間論(歴史教室主宰 三浦幸一郎)

〈二日目〉2017年10月29日(日)9時半~13時半/ 14時~

 会場 東市民センター(千早駅西口1分)1F第一多目的室。定員45名、無料

 内容 学会研究発表 ①梅園の旅と福岡(矢野香代子)②句日記で味わう虎角翁の俳句(浜田晃)③貨幣理論史における『価原』の位置と『価原』理解の諸類型(新谷正道)④地冊における梅園の構想(後藤公孝)⑤梅園の対称性の世界―宇宙論序説(萱嶋源一郎) この後梅園学会総会、史跡巡り

    歴史教室研究発表(14時より)数名を予定

 主催 梅園学会  共催 歴史教室  福岡市後援

  福岡大会問合せ先 福岡市東区唐原1-17-1 三浦幸一郎

                   電話 092-681-4420

  梅園学会事務局 (東京 代表 小川晴久 電話09093297734)