旅するスクナビコナ

海の彼方からやって来た
ボクの旅の記録だよ
(・・・と言ったスクナビコナが疫病の蔓延のため戻ってきたようです)

◯出 陣◯

2020-06-29 16:43:00 | 日記
おかげさまで仕事に、元のポジションに、復帰いたしました🙇‍♂️

反旗を翻した人たちの間に微妙な空気が流れています。
首謀者は分かっていますが今は力を合わせる時です。
クーデターを起こされたのは自身の不徳ゆえです。人の気持ちに寄り添う努力が足りなかったからです。


疫病によってずたずたにされた経済と産業を如何に立て直すか、元どおりにするのではなく実需要に基づくブランドの再編を行い、新たなビジネスモデルを構築することが急務です。
優れた日本製品は類似品や模倣品と競合するのではなく適正価格で取引されるべきです。
昨年7月に合意したパートナーズの同盟の大部分が復活します。
🇯🇵🇦🇺🇫🇷🇬🇧🇦🇪🇪🇬🇩🇿🇲🇦🇵🇭🇹🇼🇮🇪


❌早く出社して遅くまで残っているのが偉い。

❌報告するための仕事に集中し完璧にこなす。

❌他人のアウトプットを集めグラフ化し悦に入る。

❌誰もが反対できない消極的条件交渉しかやらない。

❌分析と批判はするが代案を出さない。

❌判断材料が揃うのを待っているうちに時機を逃す。

❌成功するための仕事にトライせず失敗しない仕事しかやらない。

以前からはびこるこれらの悪習を廃さなければ未来はありません。

わたくしが肝に銘ずべきは、組織のパフォーマンスを最大化する為に各々の思いを謙虚に理解することです。
二度と失敗はしません。


仕事多忙となりますので更新が滞るかも知れません🙇‍♂️



お茶の時間 - しあわせの思い出

2020-06-28 07:28:00 | 日記
ジネット・ドワイヤン演奏のメンデルスゾーンの無言歌と共に。ウェストミンスターのジャケットも魅力です。

以下、古い写真を画像加工してご紹介させていただきます。


アラビックコーヒー。
浅煎りのイエメン産またはエチオピア産の珈琲豆を使い、カルダモン、サフランなどを加えたフレッシュでお茶に近い味になるはずが・・・
色も味も現地のものとは似ても似つかぬ代物に😂


ショコラーデンだったような気が😅
ウィーンカフェで。


なぞ。
アインシュペンナーに見えるけどカップが違っている・・・。


日本に出回り始めた頃のテ・オ・ドールの何かを試した時ではないかと・・・何かです😅


モロカンティー。
ミントを入れたモロッコ風緑茶。
モロカンティーの歴史は意外に新しく、19世紀にイギリスの東インド会社が大量に余った緑茶をモロッコで売り捌いたことに始まります。


アルジェリアンティー。
モロカンティーと同じですがアルジェリア人はこう呼びます。


ロシアンティー。
ローズジャムを入れる正統派。

そういえば紅茶文化と緑茶文化の境界はどこなのか現地調査を含めて調べたことがあります。
ヨーロッパからペルシャはアフガニスタン国境近くまで飲み方は違っても紅茶文化です。アフガニスタンの東部になると緑茶にヤギのミルクを入れて飲むようになります。ここが一つの境界のようですね。








幸か不幸か塞翁が馬

2020-06-24 20:37:00 | 日記

そうなのです。

敗者として更迭される運命にあったわたくしでしたが、なんと後任が2ヶ月以上も決まらず、世界的に経済不安定な状況の中で敢えて火中の栗を拾う勇敢な者も現れず、消極的な選択ながら実質的に続投の見込みになってまいりました☺️


しおらしく自主的に蟄居するような形で最前線から身を引いて、何も活動せずにいたわたくしの元へ、支援要請がまいりました。

会社の業績予測がそこまで悪いのか・・・。

危機を乗り切るための捨て駒にするつもり?

誰の発案で本音はどこにあるの?


ここで勝ち誇った態度を取るのは子どもです。
とにかく謙虚に要請をお受けするのが大人の対応です。


さて、守りに入るのは苦手です。
討って出てひと暴れいたしましょうか。

いつもながら危機に陥るほど闘志が湧いてきます。
キャリアウーマン(言い方が古い?)復活です。

予想もしないコロナ効果、塞翁が馬😉




想像力を萎縮させる時代

2020-06-22 09:26:00 | 日記
ロマノフ王朝最後の第4皇女アナスタシアが存命していたという噂は、ニコライ2世は処刑したが家族は生きているというレーニンの発表もあって急速に広まっていきました。
ある時期、第一次世界大戦でのドイツ帝国との講和を目指して、ホーエンツォレルン家に繋がる皇妃とその子どもたちを取引に使おうという思惑がロシア革命政府にあったことは確かです。


この著作では、アナスタシアを名乗る者が多かった時代に、最も信憑性のあったアンナ・アンダーソンの話を支持しています。
実際に元側近の何人かはアナスタシアに間違いないと信じてもいました。またロマノフ家の遺産相続が絡むことから様々な憶測がなされました。

今日ではDNA鑑定が行われ、アンナ・アンダーソンは皇女とは別人ということになっています。(検体が偽物だったという反論もあります)
また事故で意識不明、記憶喪失となっていたアンナ・アンダーソンには初めから計画的に嘘をつく意図はなかったとされています。


DNA鑑定で血縁かどうかが判明する便利な時代です。
しかし古今東西、特に王朝の血縁については様々な想像がされ、それが物語となり、歴史の面白さを形成してきたことも確かです。

生きているかも知れないと期待され、人々の想像力をたくましくさせた皇女アナスタシアの一件は幕引きとなってしまいました。
想像力を働かせる暇もなく結果が判明してしまう現代に、多くの謎や神秘や迷信は色褪せてしまうのかも知れません。
わたくしは、人間から想像力を発揮する機会を奪うことが果たして本当に人間のためになるのだろうかと疑問に思います。

(下2枚の写真は、窓に映るロシア料理店キエフの灯りです)



旅のアルバム(思い出は美しい)

2020-06-19 18:20:00 | 日記
コペンハーゲン中央駅。
アムステルダム、フランクフルト、パリのサン・ラザールと並んで旅の気分を盛り上げてくれる活気あふれる駅。


早朝のノルマンディーバリエール。
昇り始めた陽が外壁を照らす。


陽が落ちて月が浮かび上がるアルジェの港。
カスバから眺める。


夜が支配し始めるカイロ。
ヒルトンSix Octoberのジャルダン。


光の強さに撮影できなかったアレキサンドリア。
ナポレオンが逃げ帰った海を一望にしたかった。


ドバイのアラビッククラシックなホテル。
日本人が一人もいなくて遭遇の危険なし。


テヘランの夜明け。
灰色の大気に覆われた街にも美しい旭日。


夕闇のノルマンディー。


諦めきれないけれど、情勢は流動しながら緩やかに不利に傾いてゆく。

諦めきれないなら諦めずにいよう。

世界が不透明な今だからこそ再び部下を率いて最前線で先頭に立ちたい。

わたしの後任が簡単に決まるはずがないという不遜な自信。

わたし以外に誰ができる?←自信過剰

誰が失敗せずにやれる?←開きなおり

評論家と指揮官は違う←ますます自信過剰

この自信過剰が打ち砕かれた時が引き際なのだろう。
それはまだ先のことだ。

わたしは必ずパリに、アムステルダムに、ミラノに、フランクフルトに、コペンハーゲンに、ドバイに、カイロに、ヨハネスブルクに還る。

自力で戻ってみせる。