旅するスクナビコナ

海の彼方からやって来た
ボクの旅の記録だよ
(・・・と言ったスクナビコナが疫病の蔓延のため戻ってきたようです)

東京タワー\(^o^)/

2020-07-30 19:55:00 | 日記
ご無沙汰しております🙇‍♂️

なんだかとっても忙しくて、仕事が必ずしも順調ではないので余計に忙しくなり、でもこのご時世、仕事に忙殺されるのは恵まれているのだと感じております。


車をオフィスに置いたまま都心部のホテルでリモートワーク、時々そこから徒歩通勤。
感染対策としては良いのですが、わたくしはいつから単身赴任になったのかしら?


GO TOキャンペーンを批判する人もいますし、キャンペーンに乗って出かけた人もいますし、迷っている人もいますね。
政府がこう言った、東京都がこう言った、矛盾している、と批判するだけでは建設的とは言えませんね。
誰もが初めての経験の中で、責任あるポジションにいる人と責任のないお気楽な評論家がいるだけのことです。責任あるポジションに就くのに最も相応しい人は誰なの?と問えば自信を持って答えるのは難しいですね。
ですからわたくしたちはそれぞれが良かれと思った常識、良識に従って行動するだけですし、意識していなくても小さい頃に親や年長者から教えられた記憶を基に実際そうしているはずですね。


職住近接は感染症対策としては好ましいのでしょうけれど、結果的に常に仕事に振り回されるのは精神衛生上、良くないですね。





やはり東京タワーを見るとホッとします。
日本が新たな希望に満ちて元気だった時代に思いを馳せます。


感染症対策と経済活動を両立させながら、みんなで日本を再建しましょ🇯🇵
新しい日本モデルがきっと生まれるはずです。





こんなサクランボはいかが?

2020-07-18 21:22:00 | 日記
お皿に盛らずにティーカップの中に入れてみました。
撮影用にはソーサーやクロスの上にもいくつか散らした方が良かったのですが💦


山形県の方からいただきました。
日本一のサクランボ県ですね。


正直なところ県内の位置関係がよく分かりませんが、この地図は馴染みのない人向けによくできていますね。


山形県と言えば高い食糧自給率です。
カロリーベースで140%くらい、生産額ベースで170%くらいですから、日本全体の食糧供給に大きく貢献していますよね。

山形県に感謝です☺️



アルジャントゥイユの空

2020-07-16 14:07:00 | 日記
都心部や移動中の密状態での感染機会を低減するために、緊急避難的にオフィスから至近のホテルに滞在することにして、替わりにハイヤーを返上することになりました。


ますます家族と遠ざかってしまいますが、一時的な措置ということですから辛抱しましょう。


せっかく自室の天井をリノベーションしたばかりなのに。


冒頭の写真と同じく、イルドフランスのパリ北方の街アルジャントゥイユの風景を描いたものです。有名な、アルジャントゥイユのコクリコ、です。
このイメージで選んだ天井が・・・


油彩画タッチの空でかなり近いイメージですので気に入っています。
けれども暫しのお別れです。


空いた時間にフランス語の勉強がんばります!
RHODIAのノートは方眼になっていて使いやすくオススメです。フランス製🇫🇷です。

P.S. 仕事は攻めていかなければなりませんから少々危ない橋も渡ってはおりますが、それなりの戦果は期待できそうです。
皆さまの温かいお励ましのおかげです🙇‍♂️






公共交通機関のおもしろさ

2020-07-08 20:12:00 | 日記
自家用車とタクシー・ハイヤーばかりで移動していたのを、電車などの公共交通機関も使うようにしたところ・・・


マスクの着用率やデザインがよく分かる☺️

みんなスマホに集中していると実感する☺️

しかしスマホでニュースや本を読んでいる😊

みんながどんな靴を履いているのか分かる☺️

吊り広告の多彩さ面白さが分かる☺️

PEAKを知る男、ダンディー坂野が最高😊


こんな意外なプレゼントに出会うことも🎁


珍しいヒカリエ号😃


車内デザインや広告も美しい💖


世の中の動きを見るには公共交通機関がいい☺️

さて、明日はどんな電車に会えるかな🚃

明日はどんな人に会えるかな🤗




新たな日本の経済構造を求めて

2020-07-03 12:57:00 | 日記
バブル崩壊後の失われた30年の間に国民全体が良い事を行っているかのように錯覚していた重大な間違いがあります。
それは商品やサービスを提供するための競争力を高める目的で行われてきたコストリダクションです。日本史上でもこの期間に実施してきたコストリダクションは、その広がりと深さを考えれば異常と言えます。コストリダクションとは則ちあらゆる分野、プロセスに於ける単価切り下げです。合理化と名づければ聞こえは良いのですが、理に叶うよう合理化するために逆に余計なコストが発生するケースもあります。理論上の計算値が実態値と乖離するのです。合理化された部分を自動的に標準化できなければ恒常的にアウトプットに現れることはありません。
このようなコストリダクションは「無理なコストリダクション」であったと言えるでしょう。
一時よく言われたムダ、ムラ、ムリの排除は、それを徹底するに連れて見えないムダ、ムラ、ムリを生み出していたのです。



あらゆる国際標準はグローバリズムの最初の波として日本に押し寄せ、コストを増加させる要因となりました。多くの企業は耐えられずにそれぞれの業界ヒエラルキーの上位企業から外国人労働者の受け入れ、海外移転を行い、これが産業の空洞化を生み出しました。また産業ヒエラルキーの末端に近づくに従ってスキルの空洞化を生み出しました。スキルの空洞化は企業内教育の必要性を認識させましたが、古いスキルほど収入にならず、また教育する側の準備も必ずしも適切ではなく、ここで継承の断絶が起きて外資の介入を促進する結果となりました。
わたくしは、国際標準というのは新たな雇用を生み出すための人類の知恵であると信じていた時期もありましたが、それは幻想だったようです。

コストリダクションによって外資に勝つはずが逆に外資に呑み込まれた例も多く見られます。
この30年は外国標準、外国資本、外国人労働者によって日本の経済構造が侵略を受けた時期と言えます。


日本で生み出された商品やサービスの多くは依然として極めて優秀でしたが、国民の可処分所得が右肩上がりであるとの前提に立ってデザインされていました。そのためバブル崩壊以降の局面変化についていけず、輸出に活路を見いだそうとすればコストリダクションか薄利販売しかないという悪循環に陥ってしまいました。ディスカウント、価格破壊という言葉が国内でも踊るようになり、それは所得のディスカウント、則ち単価切り下げにつながっていきました。特に外資系企業であればそもそも日本人の幸福になど興味はありません。外資系=高収入=幸福という図式は個人の人生に於いてごく限られた期間にしか成り立たないことが一部を除いて明らかになったとも言えます。


米国式の大量生産、大量消費、大量廃棄に支えられた爪先立ちの経済産業構造に、直近30年の上記のような経緯を経ての今回の疫病騒ぎです。
ほぼ明確に予測可能なことは経済規模の縮小ですが、供給面では従来型の安価労働力地域への依存を止めて健全なサプライチェーンに戻し、需要面では現在の内需比率70%を更に高めることにより十分に対処可能です。謂わば健全な一国資本主義とも言えますが、平たく言えば地産地消の推進ということです。一国資本主義の弱点はその成立過程に於いて途上国に対する外交影響力が一時的に低下せざるを得ない点です。

重要なポイントは一国資本主義に耐え得る高い国民所得、高い物価水準の実現です。物価上昇目標値、最低賃金引上げ目標値、失業率低減目標値、休暇取得率の向上などは経済構造の中ですべてリンクしており、国民全体のワークライフバランスのあるべきモデルをそれぞれの業界に当て嵌めていく過程で、強靭な経済産業基盤と歴史ある高い文化教育水準の上に立って「自然に健やかに達成されていく」はずです。日本流ワークライフバランスと呼ばれるモデルの出現です。


わたくしたち日本国民一人ひとりが自らの幸福を真剣に考える時、その幸福を形づくるイメージは家族、友人、近隣と互いに影響し合っており、国家とも強く結びついていることを再確認することでしょう。
時間的には先人たちの生き方や知恵はもちろんのこと、人間としての性向や資質も遠い昔から受け継がれているのだということを理解するチャンスでもあります。

和魂洋才、温故知新、一意専心、情けは人のためならず、水は低きに流れる、過ぎたるは及ばざるが如し、能ある鷹は爪を隠す・・・日本人に合った新たなモデルの鍵は昔からの言い伝えの中にあるのかも知れません。