旅するスクナビコナ

海の彼方からやって来た
ボクの旅の記録だよ
(・・・と言ったスクナビコナが疫病の蔓延のため戻ってきたようです)

帝國の八月十五日

2020-08-14 21:39:00 | 日記
玉音放送は約五分間。
情報局総裁の発言、君が代奏楽、内閣告諭などを含めて正午から約三十八分間でした。


メディアでは、有名なこの映像に玉音放送を重ねていますから誤解を招きやすいのですが、宮城前(皇居前広場)に放送設備はありません。
この写真は、人々が自宅などで謹聴した後、宮城前に集まってきた様子を撮影したものなのです。


この日の帝都の最高気温は32.3度。
放送終了後に人々が集まってきたのは午後1時から2時ごろではないかと思われるので、おそらく最高気温に近かったものと推測されます。
暑い日だったと言われていますが、昨今の猛暑日には遥かに及びません。


八月十五日前後の天気から、湿度も低くカラッとしていて雲は空の三割程度、人々が正座した砂利の温度は40度前後だったと推測されますから火傷するような温度ではありません。


もう一度この写真を見ると、手前の女子学生が柄物のスカートをはいていることが見て取れます。
モンペを強制されていたという作られたイメージとはずいぶん違うようです。

八月十五日。
メディアに刷り込まれてきた情報が果たして真実なのか、思い込みを見直す機会になればと思います。








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