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美しい日本、秋のうた『故郷の空』(こきょうのそら)は、1888年(明治21年)刊行の唱歌集「明治唱歌 第一集」に掲載された日本の唱歌。

2024-10-22 | 日記

美しい日本、秋のうた『故郷の空』(こきょうのそら)は、1888年(明治21年)刊行の唱歌集「明治唱歌 第一集」に掲載された日本の唱歌。

『故郷の空』(こきょうのそら)は、1888年(明治21年)刊行の唱歌集「明治唱歌 第一集」に掲載された日本の唱歌。
『故郷の空』の歌詞では、故郷を離れて暮らす人物が、秋の情景の中で故郷の父母・兄弟を想い出すという望郷の思い・郷愁が描写されている。
歌詞
夕空はれて あきかぜふき
つきかげ落ちて 鈴虫なく
おもえば遠し 故郷のそら
ああ わが父母 いかにおわす

すみゆく水に 秋萩たれ
玉なす露は すすきにみつ
おもえば似たり 故郷の野辺
ああ わが兄弟(はらから) たれと遊ぶ

歌詞の意味
「つきかげ(月影)」とは、月の光のこと。「つきかげ落ちて」は、辺り一面が月の光に照らされている様子を表している。
「いかにおわす」の「おわす」は、「ある」「居る」の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。「いかにおわす」とは、故郷の父母は今どのようにお過ごしでいらっしゃるだろうか、という望郷の思いが込められている。
「萩(ハギ)」は秋の七草のひとつ。古くから日本人に親しまれ、『万葉集』で最もよく詠まれる花でもある。
「玉なす露(つゆ)」とは、萩(ハギ)の葉の上にたまった夜露・朝露の丸い雫(しずく)のこと。
「はらから」とは、兄弟姉妹を表す古語。「はら」は、同じ母親のお腹を意味し、「から」は、氏族共同体の族員を指す「うから」「やから」の「から」で、血縁関係を意味する。
「たれと」の「たれ」は、現代における「誰」と同じ。童謡『あの子はたあれ』の「たあれ」も同様。

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