Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

The Lettermen 1964 - 1968

2016年10月27日 | 60's,70's Rock
我々の世代からするとレターメンと云えば"涙の口づけ~ Sealed With A Kiss" "ミスター・ロンリー" "ラヴ"あたりの60年代後半から70年代に掛けてのヒット曲でしょうか。実はレコードデビューは1961年と古く我々がその存在を知った時点で本国アメリカではもう大スターだったのですね。当時はそんなことはツユ知らず、でした。
ということで、今までも何枚かは取り上げてきたレターメンのアルバムですが、最近また4枚仕入れましたのでまとめて載せておきます。


1,The Best of The Lettermen (Capitol) 1LP 200円
1966年頃に出た東芝からのペラジャケ、赤盤です。ジャケット・デザインは米Capitol盤「A New Song For Young Love」の流用ですが、内容は全く違い映画音楽を中心としたスタンダード曲のカバーばかりを集めたもの。ライナーを見ても「最近はイージーリスニング・ミュージックが注目されてます....」という書き出しで始まり、スタンダードナンバーのカバーを得意とするイージーリスニング分野のコーラスグループと紹介されていて、このアルバムも「ベスト・オブ・レターメン」と銘打ってはいますがヒット曲を集めたものではなくそのベストなスタイルを紹介するという意図のアルバムとなっています。
前述のヒットが出るまでの日本での立ち位置がわかる編集盤ですね。
Side A
1,慕情
2,ムーン・リヴァー
3,ラヴ・レター
4,ミッシェル
5,トライ・トゥ・リメンバー
6,そして今は
7,煙が目にしみる
Side B
1,モア
2,ディア・ハート
3,イエスタデイ
4,夏の日の恋
5,ブルーレディに紅いバラ
6,ララのテーマ
7,涙のチャペル






2,She Cried/The Lettermen (Capitol) 1LP 300円
1964年のジェイとアメリカンズのヒット曲"She Cried"をフューチャーしたアルバム。そのアメリカンズのその曲をタイトルにした1962年のデビュー・アルバムはこちらで取り上げてります。

忘れていましたがかつてこちらで取り上げていました、ダブり買いです(恥)。
Side A
1,Put Away Your Tear Drops
2,Time To Cry
3,Walk On By
4,Are You Lonesome Tonight?
5,Crying
6,Run To Him
Side B
1,She Cried
2,It's All In The Game
3,Don't Let The Sun Catch You Crying
4,Seventh Dawn Theme
5,Heartache Oh Heartache
6,Softly, As I Leave You

lettermen


She Cried by the Lettermen







3,Going Out of My Head/The Lettermen (Capitol) 1LP 514円
みんな大好きメドレー"Going Out of My Head / Can't Take My Eyes Off of You"をタイトルに持ってきた1968年のアルバム、このアルバムの東芝盤はこちらで取り上げておりますが、大幅に曲順を入れ替えてこのタイトル曲の次にシングルでリリースされた"かえらぬシェリー~Shelly Don't Go"を加えた12曲編成にしてありました。アルバム邦題は「愛するあなたに」。日本では"涙の口づけ~ Sealed With A Kiss" "ミスター・ロンリー"の大ヒット直前のアルバムということになりますね。このあたりになると知った曲も多く実に楽しめます。
Side A
A1 Never My Love
A2 Anyone Who Had A Heart
A3 Holly
A4 Our Day Will Come
A5 I Wanna Be Free
A6 The End Of The World
Side B
B1 The Look Of Love
B2 Medley: Love Is Blue/Greensleeves
B3 Spooky
B4 By The Time I Get To Phoenix
B5 Medley: Goin' Out Of My Head/Can't Take My Eyes Off You


lettermen


The Lettermen 1968 TV "Going Out of My Head / Can't Take My Eyes off You" WIth Dancers








4,Special Request/The Letteren (Capitol) 1LP 514円
1968年の上掲盤の次にリリースされたアルバム、なかなかこちらも好みの曲を取り上げていて面白く聴けました。デビューヒットの"A Song For Young Love"はフランスのインストバンド、レ・プレイヤーズが取り上げていて"悲しきヤングラヴ"の邦題でヒットしましたね。
このアルバム、恐らく編集盤なのでしょう。

Side A
A1 Sherry Don't Go
A2 I Only Have Eyes For You
A3 Softly, As I Leave You
A4 Walk On By
A5 Secret Love
A6 Summer Song
Side B
B1 Venus
B2 More
B3 Warm
B4 Cherish
B5 A Song For Young Love


lettermen


The Lettermen Sherry Don't go



"I Only Have Eyes for You" - by The Lettermen



"Cherish" - by The Lettermen (stereo)


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6 コメント

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Unknown (uni)
2016-10-27 12:58:41
一枚目と2枚目のジャケット良いですね。
この時代のあの味が感じられます。
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Re:Unknown (jahking)
2016-10-27 19:15:32
キャピトルらしいジャケットですね。
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Unknown (しみへん)
2016-10-28 21:33:35
私が小学生の修学旅行の宿泊の温泉ホテルのジュークボックスにニニロッソと並んで入ってのがずっと記憶にあり(その頃はZEPにハマっていました)、チープなリスニングミュージックぐらいの認識しかありませんでしたが、数十年後聴いた「Going Out of My Head / Can't Take My Eyes Off of You」にやられましたね!メドレーが更にAssociationと言うのもイイですね!
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Re:Going Out of My Head / Can't Take My Eyes Off of You (Jahking@管理人)
2016-10-29 08:39:15
この原曲というかオリジナルヒットはフランキー・ヴァリとリトル・アンソニーだと思うのですが、メドレーにしたのはレターメンが最初だったのでしょうか、これはミッチ・ライダーが演ったメドレーと並ぶ秀逸最強メドレーですよね。
"Never My Love"もしかりで、ほんとカバーヴァージョンが素晴らしいグループです。

しかし、小学生でZEPにはまったって、私ら世代では信じられません! 

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Unknown (しみへん)
2016-10-29 09:11:24
11PMで「永遠の詩」の映画のロックンロールの演奏を見て一発でした!それまではビートルズ一筋でしたが。
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Re:Zep (Jahking@管理人)
2016-10-29 10:21:09
なるほど、映画でしたか。 
我々の世代だと「ヤァヤァヤァ」に「ヘルプ」ですね、歳がバレますが(笑)
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