Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

しあわせの朝:ゴールデン・ヒット・パレード

2016年10月29日 | 50's 60's Oldies
1,しあわせの朝:ゴールデン・ヒット・パレード/V.A. (Odeon) 1LP 100円
クリフ・リチャードの大ヒット曲をタイトルに持ってきた東芝制作のオムニバス盤。この東芝らしくないアルバム・デザインからして70年代にはいってから出されたものでしょう。
曲名を見れば60年代後半に日本で大ヒットした曲がズラリ、が、オリジナル大ヒットと云えるのはタイトルになったクリフの"幸せの朝"だけ。ウィッチウワットとベッドロックスは競作と銘打ったシングルが出てそれなりに知られました。
フランク・プゥルセルが3曲も入ってこの当時の如何にものムードミュージックものジャケット、そんなことからしてそんな層を狙ったものでしょうが、はてさてどれだけ売れたのでしょうか。

Side A
1,しあわせの朝/クリフ・リチャード
2,カム・トゥゲザー/ラ・ディ・ダ・バンド
3,ラヴ・ミー・トゥナイト/フランク・プゥルセル
4,明日は月の上で/アダモ
5,ジュ・テーム/サウンズ・ナイス
6,グッドバイ/フランク・プゥルセル
7,行かないで/シーカーズ
Side B
1,西暦2525年/ウィッチウワット
2,輝く星座/ポール・ジョーンズ
3,雨/フランク・プゥルセル
4,ロミオとジュリエット/マニュエルとミュージック・オブ・ザ・マウンテンズ
5,恋のブン・バカ・バン/ルル
6,オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ/ベッド・ロックス
7,うちひしがれて/クリフ・リチャード&ハンク・マーヴィン


しあわせの朝/クリフ・リチャード Early In The Morning/Cliff Richard



オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ - ベッドロックス





2,Blasts from the Past:12 Million Record Sellers/V.A. (Blast) 1LP 100円
で、こちらはN.Y.のBlast RecordsなるレーベルからのR&B/Doo-Wopのオムニバス盤。60年代によくあった廉価盤のオールディーズコンピレーションという趣ですが、ジャケットのしっかりしたツクリだったり、Hull、Vee Jay、End等々原盤権を持つ会社への賛辞のクレジットがあったり、で少なくともドラッグストアで売られていたような廉価盤ではないような気がします。
シェップ&ライムライツ、スパニエルズ、デルズは誰もが知る代表曲を入れてありますがそれ以外は意外にも渋い選曲で好感。

Side A
A1 –Shep & The Limelites Daddy's Home
A2 –Bobby Hendricks Itchy, Twichey, Feeling
A3 –The Slades You Cheated
A4 –The Three Friends Blanche
A5 –The Desires Let It Please Be You
A6 –The Spaniels Goodnight Sweetheart, Goodnight
Side B
B1 –The Dells Oh What A Night
B2 –Little Anthony & The Imperials So Much
B3 –The Videos Trickle Trickle
B4 –Ike & Tina Turner A Fool In Love
B5 –The Spaniels You Gave Me Peace Of Mind
B6 –The Harptones I'll Never Tell


Blast


Slades - You Cheated



HARPTONES - I'LL NEVER TELL



THE THREE FRIENDS - ''BLANCHE'' (1956)



Videos - Trickle, Trickle - Late 50's Doo Wop Classic

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4 コメント

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Unknown (uni)
2016-10-29 13:21:26
ホンマ 東芝もこんなジャケット出していたんですね。
懐かしや
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Re:Unknown (jahking)
2016-10-29 13:37:07
らしくないですよね、テイチクものかと思いました。
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コンピ・アルバム (Gravenites)
2016-10-30 23:45:29
最初のアルバム、実にさまざなジャンルの曲が入っていますね。どれも共に脈略のないものばかりで、イージー・リスニングまで入っているとなると、その内容をあまり反映していないセクシー・ジャケットを売りにしたアルバムということになりますが、何かそれだけではなさそうです。当時のこのアルバムの制作者に聞いてみたいものです。しかしこのような、こちらの推測を働かしたくなるLPに惹かれるところがあります。

2枚面はまた1枚目と対照的な地味なつくりのジャケットですが、選曲も通好みのものばかりで、そのR&B/Doo-Wopが芯という制作の意図は何かわかります。逆にこのようなオーソドックな選曲とジャケットを他にも探すのは難しいのではないでしょうか。
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Re:コンピ・アルバム (Jahking@管理人)
2016-10-31 08:24:15
この東芝盤のライナーを書いているのは八木誠さん(なんと顔写真入りです)、氏らしく各曲紹介は丁寧な書きっぷり、でシメに「このアルバムで1969年の音楽界を振り返ってみましょう」とあります。よもや八木さんの選曲ではないと思いますが、なんとも中途半端な印象を受けます。「1969年の音楽界を振り返る」にはタマ(音源)が足らなかったということでしょうか。

2枚目のコンピは60年代の後半くらいだったか「Oldies but Goodies」を旗印に廉価盤レーベルが中心となって星の数ほどリリースされたコンピアルバムの典型ですね。日本ではまるでピンときませんが本国でのDoo-Wop人気は想像を絶します、そんな人気を受けてのものなのでしょう。 確かにこのBlastレーベルのものはジャケットも落ち着いた雰囲気であまりなかったかもしれませんね、Original Soundレーベルのシリーズがちょおと似た雰囲気でしたね。この手のシリーズものだとRouletteが出していた20枚くらいのシリーズとかLaurieのシリーズが思い出されます。
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