Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

だててんりゅう

2006年11月30日 | 和物
1,1971/だててんりゅう(ギューン・カセット)1CD 2,200円
いや、これ探していたのです、96年にでたものでいつか出会うだろうと思っていたら全然巡り合わず。半ば諦めてたらなんとHMVのカタログに。どうせ品切れだろうと思いダメ元でオーダーしたら即到着しました。

「だててんりゅう」は71年から81年まで京都を中心に活動していたバンド。詳しくはこちらをご参照。当時から名前だけは知っていましたがついにメジャー・デビューすることなく音沙汰なく忘れかけた頃に突如リリースされたのが、極初期の音源を集めたこのCD。その後何枚もの未発表音源が出てついに復活、今年新録音までリリースされています。

で、本盤。71年と73年のライヴ録音が収録されていますが、凄いのはオルガン、ベース、ドラムスのトリオ編成の71年録音。キング・クリムゾン、EL&Pを想起させる変拍子を取り入れたヘヴィで目くるめく展開のアレンジ/楽曲。アイデア豊かなオルガンにヘヴィーなベース、パワフルなドラムス、71年当時ここまで演るバンドが日本にいたのかと驚くこと必至。


2,Red Afternoon Blues/だててんりゅう(Walking Press) 1CD 1,350円
偶然ですが、上記を見つける数日前に中古で出会ったもの。見つかるときはこんなものですね。
で こちらは78年のライヴ音源を77年と81年のライブとスタジオ録音を収めたもの。中心人物キーボードの隣雅夫以外メンバーは一新、サックスを加えたファンキーでややフュージョンっぽいサウンドに変化。フュージョンっぽいといっても時代が時代なのでそういう音になった訳で軟弱フージョンとは対極。ボーカルも含めてパンクな印象もそこかしこ。先ずは達者なドラムスに耳を奪われます。
最後に入っている"毘沙門堂の風景"なる10分を超えるシンセ・ソロ、それまでのパンキッシュなサウンドから一転、これがなんともいいのです。

だててんりゅう Red

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5 コメント

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なつかしい (uni)
2006-12-01 13:29:15
数年前、隣さんのHPを見て
昔を懐かしんでいました。
その頃、CD出す話をしていましたが...
それから数年 やっと私も買いました。

次はだるま食堂がほしい!
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だるま食堂 (Jahking@管理人)
2006-12-02 19:33:03
ハチハチに出てたバンドですね。
CDなんてでてるのですか?

私はサザン・ブリードが聴きたいなぁ。
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だるま (uni)
2006-12-03 08:20:57
わたしも88以外聞いたことがありません

が、あれだけのバンド もっと未発表があるはず?
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だるま食堂 (Jahking@管理人)
2006-12-03 11:49:47
検索してみたら、同名のコント・グループばかり。ひとつだけ同名のアコーステイック・バンドがありました。

http://www.geocities.jp/daikokuya3368/daruma.html

でもこれは違いますよね?
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今は (uni)
2006-12-03 15:12:26
お笑いの方がお金になりますから...
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